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2011年9月の記事一覧

エネルギーマネジメントシステムISO50001要求事項とその対策(5)

ISO50001に関するブログを書いています。ISO14001のIRCA登録主任審査員であり、かつ、三菱化学において33年間、石油化学プラントの省エネ技術開発/省エネ設計/省エネプラント建設に携わってきた私にとって、その理解は極めて容易なものがありました。そこでそれを紹介しています。では以下は、前ブログからのつづきです。

―― 私が卒業した京都大学工学部燃料化学科の歴史を説明しています。東亜戦争中に以下のような国家プロジェクトが設置されました。目的は航空機用ハイオクタンガソリンの製造です。

―― まず石炭をガス化して水素と一酸化炭素を合成し、それを鉄触媒のもとで反応(フィッシャー法)させて直鎖炭化水素を合成します。直鎖単価水素を水素存在の下で白金触媒存在の下で熱を加えて一部を異性化し、オクタン価を上げます。

―― 一方、糖蜜を特殊な酵母をもちいて発酵させ、ブタノールを得ます。ブタノールを熱分解してブテン-1を得ます。ブテン-1を異性化させてイソブタンを得ます。イソブタンとブテン-1を濃硫酸を触媒としてカップリングさせ、イソオクタンを得ます。

―― このイソオクタンを石炭ガス化から得られた異性化単価水素と混ぜてオクタン価87の戦闘機用航空ガソリンを造るプロジェクトです。実際北海道滝川に工場が建設されました。

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エネルギーマネジメントシステムISO50001要求事項とその対策(4)

ISO50001に関するブログを書いています。ISO14001の19条項から7条項が追加になって26条項になりました。その追加条項はエネルギー特有のものですが、石油化学プラントの省エネ技術開発/省エネ設計/省エネプラント建設に携わってきた私にとって、その理解は極めて容易なものがありました。そこでそれを紹介しています。以下は、前ブログからのつづきです。

―― 私が卒業した京都大学工学部燃料化学科は、大東亜戦争の戦争遂行目的に沿った国策学科でした。日本を救うための石炭/石油エネルギー変換技術開発を目的としていました。外国から石油エネルギーの供給をストップされた日本を救うための技術開発です。そして燃料化学科の目的は、戦闘機(ピストンエンジン)用ハイオクタンガソリン製造技術開発でした。

―― 開戦初期において首尾よく確保したインドネシアスマトラ島パレンバンの石油は、選局が悪化するにつれて本土への輸送ができなくなりました。輸送タンカーが米国潜水艦によって二本に到着しなくなったからです。

―― 航空機ガソリンがないと米国と戦えません。そして航空機が戦艦に勝る事実を米国に教えたのは、皮肉にも日本でした。御存知の通り、緒戦の一週間において、日本の航空機が太平洋の米英艦隊を無力化しました。ハワイ海戦とマレー沖海戦です。

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エネルギーマネジメントシステムISO50001要求事項とその対策(3)

ISO50001に関するブログを書いています。ISO14001のIRCA登録主任審査員であり、かつ、三菱化学において33年間、石油化学プラントの省エネ技術開発/省エネ設計/省エネプラント建設に携わってきた私にとって、その理解は極めて容易なものがありました。そこでそれを紹介しています。では以下は、前ブログからのつづきです。

―― エネルギー消費プラントの知識が不可欠であることを知って私田邉康雄は、勇気が沸きました。なぜなら、京都大学工学部の燃料化学科で修士卒業までの6年間、石炭/石油の有効利用法を学んだ基礎学力が活用できるからです。

―― それに加えて修士卒業後直ちに就職した三菱化成(現三菱化学)の33年間、コークス炉を有する石炭化学工場、ナフサ分解装置をもつ石油化学工場、ならびに石油火力自家発電所を有する総合事業所のおいて数多くのエネルギー消費プラント設計/運転の仕事に従事した知識・経験が活きるからです。

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エネルギーマネジメントシステムISO50001要求事項とその対策(2)

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エネルギーマネジメントシステムISO50001要求事項とその対策(1)

"エネルギーマネジメントシステム―要求事項および利用の手引き"が、今年(2011)6月15日に発行されました。私田邉康雄は、日本規格協会から"英和対訳版"(¥14,175)を取り寄せて熟読/解析しました。

―― その結果、以下の事実が判明しました。ISO14001の要求事項条項18項目に対して7条項追加され、26条項に膨らんだこと。ISO14001をPDCA、即ち「Plan ⇒ Do ⇒ Check ⇒ Act」で表現すると、「P」で3条項、「D」で4条項追加となったこと。

―― 精査したところ構築企業側においては、従来の環境マネジメントシステム規格ISO14001対応の感覚では対処できないことが分かりました。即ち現にエネルギー消費をしている個々のプラントにけるエネルギー原単位の整理、ならびにそれらを総合した全工場的なエネルギーバランスの整理、さらに石油、石炭、電力など様々な形のエネルギーの使い分け(最適組合せ)てエネルギー効率を改善する計画が新たに必要です。

―― 今回から、私が解析したISO50001をこのブログに連載して載せることにしました。拙劣な内容ですが、見ていただくと幸いです。

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