トップページ
税理士 会計士 行政書士 司法書士 社労士
弁護士 弁理士 中小企業診断士 経営コンサルタント 保険代理店
HOME > 社労士 > 岡本経営労務事務所 > ブログ > 内定者数34%減

内定者数34%減

内定者数34%減  主要企業の来春新卒


   不況で絞込み・・・「10月以降も採用」は、9%


 2010年度春の新卒採用の内定者数が今春入社の社員に比べ34%減ることが、日本経済新聞社が主要企業を対象に実施したアンケート調査で分かった。各社は、企業業績の悪化と景気の先行き不透明感を理由に採用数を急速に絞り込んでいる。主要企業の91%が今月末までに内々定を出し終える見通しだが、10月1日に予定する内定式以降に採用を継続する企業も9%あった。
 アンケートは9月中旬に実施。製造業や流通、金融などの主要企業112社から回答を得た。
 10年春採用で内定を出す予定人数は、計2万175人(比較可能な101社ベース)で、今春に比べ34%減った。東芝が40%減の590人、日本生命が37%減の1250人となるなど、景気悪化の影響が大きい電機や金融などで採用を絞り込む動きが目立った。
 海外の大学で学ぶ日本人留学生などを対象に8月以降に採用活動をする「秋採用」を実施している企業は22%にとどまった。これまでに実施していた企業の一部が今年は取りやめており、前年より11ポイント減少した。
 これに対し、15%の企業が今春入社実績より内定者数を増やす。景気変動の影響を受けにくい食品やエネルギーなど内需型企業が中心だ。
 今春時点で計画していた採用者数を上回る内定を出す企業も20%あった。カジュアル衣料店の積極出店を続けるユニクロは、200人の予定に対し225人の採用を決めた。「優秀な人材なら計画を多少上回っても確保した」と説明している。(日本経済新聞 -労働問題-)

この記事をソーシャルブックマークやミニブログへ登録・共有する

« 前の記事へ | トピック一覧へ | 次の記事へ »

アーカイブ

最近のエントリー

このページのトップへ