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爆発死亡事故を起こした東ソー塩ビ工場は、先輩エンジニアの安全技術を必要②応じて伝承しているか(2)。

前のブログからつづきます。

 原因は塩ビモノマーの漏洩着火が原因だったと昨日(2011年15日)の日経新聞朝刊に載りました。これで思いだしたことがあります。30年程前だったと記憶しますが、やはり塩ビモノマーの漏洩着火です。

 ―― 信越化学直江津工場の塩ビモノポリマー工場で爆発火災がありました。タンクに受け入れた塩ビモノマーを重合工程に移送しようとした作業員が、ヨーク(くつわ)形ストップ弁を操作しました。その際、ハンドル回しを使用して無理な力をストップ弁に加えました。

 ―― ストップ弁のヨーク弁部は、その力に耐えきれず破壊しました。その結果、破壊した弁部から大量の塩ビが漏洩しました。

―― 漏洩した塩ビと空気が混合して爆鳴気が漏洩部上空に形成されました。漏洩後何秒か経過したときに静電気によって着火しました。そして大爆発しました。ファイアーボール(火の玉)が発生したのです。ファイアーボールの衝撃波と高熱によって作業員が亡くなりました

 次ブログへつづきます。

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