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田辺(田邉)太一蓮舟のつぶやき 翁の著書:幕末外交談から(2-18)

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薩摩に対する根強い不信感に関して田邉太一はつぶやく。
<薩摩の卑劣なやり方>
徳川昭武のパリ万国博使節に随行した。その際、薩摩は卑劣にも"丸に十字"の薩摩紋を掲げ、薩摩政府は幕府とは別であるとして欺瞞した。組頭の私は窮地に立った。伏見鳥羽の戦いでは偽の錦旗で徳川慶喜を欺瞞した。勝手なことをやった生麦事件で幕府に大迷惑をかけた。やり方がフェアーでない。長州のやり方は単純で許容できるが、薩摩は許せない。

<慶喜はよく我慢した>
徳川慶喜はよくやった。錦旗に礼をつくして江戸へ退散した。そして天皇に対して恭順を貫いた。もしも強力海軍を有する幕府が江戸城を死守する手にでたら、フランスとイギリスの代理戦争になった。そして本州は両国の殖民地に二分され、北海道はロシアが取った。沖縄と小笠原はアメリカが取った。これを防いだ徳川慶喜はノーベル平和賞の第一号受賞に値する。

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