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田辺(田邉)太一蓮舟のつぶやき 翁の著書:幕末外交談から(2-11)

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<国力は工学>
お隣の清国は、外国から軍艦/大砲を購入して「国力」をつけようとした。これに対して薩長政府は、軍艦/大砲をつくるエンジニアを育成しようとした。薩長にしては慧眼である。伊藤はよくやった。産業革命の重工業の中心地、スコットランドのグラスゴー大学から新進気鋭のエンジニアを招聘して工部大学校を創設した。我が国エンジニア教育の原点である。

<甥田邉朔郎の成功>
私は甥田邉朔郎にエンジニアになることを勧め、朔郎は工部大学校へ進学した。卒業後直ちに京都びわ湖疏水工事を担当して見事完成させた。日露開戦前にロシア軍の参謀アバダスチはこれを見て「日本は工学が進んでいる。あなどってはいけない」と本国に打電した。日露戦争は工学の勝利である。電信用GS蓄電池、B&S距離測定器、伊集院信管、下瀬火薬などで。

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