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福島原発危機リスクマネジメントISO31000官僚制度(16)

前ブログで鉄道の「危機管理」「事業継続計画」のことを紹介しました。

―― 今回地震によってJR東北新幹線の線路が寸断されました。しかし時速300kmで走行していた列車は、一両たりとも脱線していません。原発に対して東電さんは「地震津波は想定外の大きさ」と言っていますが、地震はJR東日本にとっても想定外の大きさだったでしょう。

―― しかしJR東日本は想定外の地震に対して、脱線事故を完璧に回避しました。これは大変大きな実績。日本の新幹線の設計は世界一であることを世界に示した好例であると思います。設計がよかったのです。

―― ところが復旧開通の日に「架線切れ」によって復旧開通できなかったことは痛恨の極み。設計はよかったが、現場がダメだったということでした。危機管理がダメだったということです。事業継続計画の実行段階においてダメだったということ。私の父親が聞いたら嘆いたことでしょう。

福島原発危機に関連してリスクマネジメントISO31000を説いています。官僚制度に対する批判があるので、官僚を弁護する立場で我が国の官僚制度に関する私見を述べています。

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