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福島原発危機リスクマネジメントISO31000官僚制度(10)

前ブログにおいて、現在の官僚も武力行使を契機として交代した官僚であると述べました。但しそれまでの歴史とことなり、自分の武力ではなくて、自分の武力(旧陸軍)が招いた他人(米国)の武力で交代しました。

―― 1400年続いた我が国の官僚が自分の武力で世代交代した際に見られる一般的現象が見られます。即ち問題意識を持って武力を行使したのですから、「初代は高い志しをもった官僚だった」という現象です。自分よりも「国家」のためという高い志をもって生きていた官僚です。

―― このことを私の身内の事例で検証しましょう。
私の曽祖父北垣国道は、「生野の挙兵」の首謀者です。「このまま徳川幕府に政治を任せておくと、北海道がロシアに取られてしまう」という問題意識をもち、徳川幕府を倒さんものと農兵300を募って徳川幕府の生野代官所を武力攻撃しました。

―― すぐに制圧されましたが長州に逃げ、長州軍鳥取藩の部隊長として戊辰戦争を勝ち抜き、明治の太政官官僚のトップ近くにまで出世しました。官僚としては「内務省事務次官」。そして最終的地位は、男爵官位正二位枢密顧問官です。体を張って外国から国を守るという「高い志」を実現した貴重な「勲章」でした。

福島原発危機に関連してリスクマネジメントISO31000を説いています。官僚制度に対する批判があるので、官僚を弁護する立場で我が国の官僚制度に関する私見を述べています。

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