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福島原発の爆発―ISO31000リスクマネジメント(10)


 リスクマネジメント国際規格ISO31000に関連して、東電「福島原発」第一原発を書いています。そして前ブログにおいて「1号機」「3号機」はすでに危機を脱したと書きました。

「2号機」に関しては――、
「建物が破壊したから安心」と書きましたが、写真を見ると実際は破壊されていません。水素爆発が発生した位置は、沸騰部の下部、かつ、格納器の下部でサプレッッションプールと呼ばれる緊急用の冷却水の(ドーナツ状)貯槽の周辺であり、爆発直後に沸騰部の圧が下がったそうです。下がった理由は、

 ―― 沸騰部の水蒸気を抜いた
 と、推察しています。だから水素が分離して爆発したものでしょう。
 沸騰部対する注水状況に関してはまだ発表がありませんが、おそらくもくろみ通りに圧力が下がったので前述した仮設ポンプでも注水ができていると推察しています。よって「2号機」も峠を越えたと思います。

 ―― 注水用モーター
 本日小松TBSテレビで、小松空港を立つ「モーター」を見ました。モーターにしては荷姿が長いのでこれはポンプとモーターがセットになった注水機ではないかと推測します。大きさから見てモーターは、50~100馬力だと思います。しかも3月12日に小松空港を航空自衛隊機で出発しました。

 このような準備が国民の目に入らない舞台裏で着々と進んでいるのです。安心してよいのです。「東電がんばれ!」は、「がんばっているね、東電!」と言い直します。「東電のエンジニア、頑張っているね」です。エンジニアとして嬉しく思います。

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