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田邉康雄のリスクマネジメント―ISO31000―JTTAS(6)


前ブログにおいて「ISO31000は、システム規格である」と看破し、その根拠としてデミングのシステム定義を置いたことを述べました。以下看破した理由を述べます――。

デミングによれば、システムとは――、
1) ある「目的を達成」するために
2) お互いに協力し合い、かつ、依存し合う「要素」の
3) 「複合体」

です。ここで「要素」は英語のエレメントであり、「複合体」はネットワークです。

 ―― ISO31000は、
リスク低減という目的を達成するために、お互いに協力しあい、かつ、依存しあう「コミットメント&指示」「マネジメント方法の設計」「マネジメント実行」「リスク発見」「リスク分析」「リスク分類」「リスク対処」「実行監視&軌道修正」等の要素の複合体です。

―― このことに疑いを挟む余地は、私には発見できません。

 ですから、このようなデミングの定義を採用する私は、ISO31000をシステム規格のひとつであると考えているのです。

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