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「認定介護福祉士」資格新設か

いささか旧聞に属することではありますが、厚生労働省は平成23年1月20日、「今後の介護人材養成の在り方に関する検討会」報告書を公表しました。

報告書によると、介護分野には、現在、訪問介護員(ホームヘルパー)養成研修(1級と2級)、介護職員基礎研修、介護福祉士など、様々な研修・資格が存在しています。

また、ホームヘルパーは主として訪問介護等の在宅サービスを念頭に置いた研修、介護職員基礎研修と介護福祉士は在宅・施設を問わず介護職として必要な知識・技術の修得を図る研修・資格ですが、それぞれの研修・資格が十分に連動した関係とはなっていません。

さらに、介護福祉士資格取得後のキャリアパスについては、現在のところ、十分な仕組みがありません。

そこで、介護人材のキャリアパスを簡素でわかりやすいものとするとともに、介護の世界で生涯働き続けることができるという展望を持てるようにするため、今後は、以下のように整備していくことを基本とする、としています。

介護職への入職段階において「初任者研修(ホームヘルパー2級研修相当)を行い、450時間の実務者研修を行う。

そして、3年以上の実務経験を積み介護福祉士の資格を取得します。

さらに、一定の実務経験を積んで、他の介護職員を指導できるレベルに到達した場合に「認定介護福祉士」の資格を付与する仕組みを設ける、としています。

厚生労働省:「今後の介護人材養成の在り方について」(報告書)

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