外国人看護師・介護福祉士、日本語試験合格が条件に
昨日の日経新聞の記事によると、厚生労働省は、来日前に日本語能力試験に合格していることを条件としてインドネシアとフィリピンから看護師・介護福祉士の候補者を受け入れる方針を検討します。
外国人を受入れる医療・介護施設の負担を軽減するのが狙いで、外務省と協議の上、インドネシア・フィリピン両国とのEPA(経済連携協定)を見直すことになります。
受入れ施設の負担軽減は結構なことですが、現行の制度下でも外国人の合格率がきわめて低いことを考えると、看護師・介護福祉士試験の抜本的な見直しが必要です。
まるで、合格させたくないような問題です。ということは、合格した方は相当なエリートということになります。
外国から日本へやってきた優秀な看護師･介護福祉士の方々が、日本に来て本当に良かったと思えるような働き方ができることを祈っています。
厚生労働省では、既に来日している候補者については、難解な日本語満載の試験問題を読みやすくすることを検討しています。
