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未だに職能重視型が多い賃金体系

独立行政法人労働政策研究・研修機構が去年の12月に行った全国の従業員50人以上に企業15,000社を対象にした調査によると、未だに職能を重視している企業の多さに愕然とします
自社の賃金体系についての調査では、「過去」(おおむね5年前)については「個人属性重視型」(年齢・勤続・学歴等個人の属性を重視)が40.5%と最も多かったが、「現状」においては「職能重視型」(個人が持つ職務遂行能力を重視)が最も多く(27.7%)、次いで「職務重視型」(主に従事する職務・仕事の内容を重視)(19.1%)、「個人属性重視型」は半減して18.4%となっています。

「今後」(おおむね5年後)の賃金体系については「職能重視型」33.2%と最も多く、次いで「職責・役割重視型」(ある職位に期待される複数の職務群の遂行状況を重視)(16.3%)、「職務遂行型」(14.7%)の順となっています。

驚くべきは、「今後」の賃金体系を「職能重視型」としている企業が5.5%増加していることです。職能給とは、職務遂行能力を基準として決定する賃金のことで、潜在的な能力があれば昇給する仕組みで、基本的に降給の概念がありません。

能力を顕在化させなくても昇給していく仕組みであり、潜在的な能力は、毎年上昇すると考えられ、結局、年功序列型となってしまいがちです。

このような賃金体系を、未だに金科玉条のごとく尊ぶ企業の多さには仰天します。

救いは、「職責・役割重視型」「現状」の8%から「今後」16.3%と倍増していることです。

調査結果の詳細は以下をご参照ください。
http://www.jil.go.jp/press/documents/20090616.pdf

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