大企業は景気回復、中小企業は景気悪化？
4月30日、厚生労働省は、雇用調整助成金（中小企業緊急雇用安定助成金）に係る休業等実施計画届受理状況、支給決定状況を発表しました。
平成22年3月の集計結果（速報値）によると、雇用調整助成金等休業等実施計画届提出事業所数及び対象者数は大企業の届出事業所数は前月から260事業所減少し1,955事業所、対象者数は76,116人減少し222,483人になりましたが、中小企業の届出事業所数は前月から3,638事業所増加し81,159事業所、対象者数は64,691人増加し、1,374,241人になっています。
届出事業所数合計は前月から3,378事業所増加し、83,114事業所、対象者数は11,425人減少し、1,596,724人になっていますので、休業等助成金の対象となる人数から考えると、景気が回復傾向にある、ということでしょうか。
厚生労働省：「雇用調整助成金等に係る休業等実施計画届受理状況、支給決定状況」について
