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2007年7月の記事一覧

合併等対価の柔軟化に係る会社法施行に伴う上場制度の整備等について

1.情報元  JASDAQ証券取引所(http://www.jasdaq.co.jp/data/public190730.pdf
2.日 付  平成19年7月30日
 JASDAQ証券取引所は、平成19年7月30日付けで、「合併等対価の柔軟化に係る会社法施行に伴う上場整備等について」を公表し、平成19年7月30日から8月17日17:00までパブリック・コメントを求めています。
 本年5月にいわゆる合併等対価の柔軟化に係る会社法(平成17年法律第86号)が施行されました。これにより、子会社を通じて組織再編行為を行う場合に、その対価として当該子会社の株式ではなく親会社の株式を対象会社の株主に交付する、いわゆる三角組織再編(三角合併)に関する制度の利用が可能となりました。
これを受け、JASDAQ証券取引所では、既存の上場会社の株主保護に配慮しつつ、我が国への投資拡大による経済活性化に資するよう、現在、上場会社の組織再編について相手方の非上場会社に適用されるテクニカル上場制度を三角組織再編(三角合併)の場合にも適用するなど、所要の制度整備を行うこととしています。
 実施時期は平成19年9月初旬を目途としています。
 詳細につきましては、上記URLをご参照下さい。

情報提供元:ファイブアイズ・ネットワークス(株)

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日本証券業協会、「証券取引及び証券市場からの反社会的勢力の排除について」を公表

1.情報元  日本証券業協会(http://www.jsda.or.jp/html/houkokusyo/hoan_g.html
2.日 付  平成19年7月30日
 日本証券業協会は、平成19年7月30日付けで、証券保安連絡会実務者会議(警察庁、警視庁、金融庁、日本証券業協会、東京証券取引所等各証券取引所の実務担当者で構成)が中間報告として取りまとめた「証券取引及び証券市場からの反社会的勢力の排除について」(証券保安連絡会実務者会議中間報告)を公表しました。
 これは、証券取引等における反社会的勢力等への実効的な対応及び犯罪の抑止を図るため、「証券保安連絡会実務者会議」を設置し、反社会的勢力の排除に向けた実効的対策の検討及び証券版「不当要求情報管理機関」の設置に向けた検討等を行ってきたものであります。
現在も検討は継続中ですが、今般、改めて「証券関係者は証券取引・証券市場から反社会的勢力を排除する」という決意を対外的に表明するとともに、反社会的勢力の排除に向けた取組みの方向性を関係者に周知するため、中間報告として、現時点における検討状況を取りまとめたものを公表するに至りました。
 詳細につきましては、上記URLをご参照下さい。

情報提供元:ファイブアイズ・ネットワークス(株)

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究極の管理部門効率化の手法~上場会社2社の管理部門構築の現状を踏まえて~

 「管理部門0人で東証一部上場を実現した企業」と言われる株式会社XNET(東証一部上場・4762)、彼らは本業のシステム構築を活用する事で、究極の管理部門効率化を実現したと言われます。今回は同社の管理部門効率化戦略を、株式公開を目指す皆さまに公開したいと考えております。同社の手法は当時の上場制度の元で行われたものですが、経営者の皆さまにも参考になる点が多いと思います。
 同時にセレブリックス・ホールディングス株式会社(ヘラクレス上場・2444)の上場準備事例、両社のJ-SOX対応の現状等を踏まえながら、管理部門へのIT活用法を探っていきます。

《ゲスト講師》エックス・ネット・サービス株式会社(http://www.xnets.jp)
       代表取締役社長 矢野 聡 氏
 東北大工学部卒業後、1984年株式会社リクルート入社、ITメディアの開発に従事。その後、株式会社アスキーにおいて無料プロバイダー事業の責任者、USEN系列の無線LANの会社代表、システムインテグレーターの事業部長を経てインターネット広告配信会社のCTO兼インド・中国のオフショア開発を行う会社を経営。昨年11月よりエックス・ネット・サービス株式会社へ参画。

■日時:平成19年7月24日(火) 15:30開場/16:00開始
    (時間厳守にてお願い申し上げます)
■会場:ベルサール九段 ルーム3
     東京都千代田区九段北1-8-10 住友不動産九段ビル4階
    (地図)http://www.tokyoipo.com/event/map/kudan2.html
■会費:21,000円(税込)(一社につき3名様まで参加可能)
   (Five eyes Entrepreneurs Gate会員は無料)
■お支払い方法:
   指定の口座へお振込みください。お申込みをいただいた後に口座のご案内をさせていただきます。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。
■プログラム:
   ◆ 究極の管理部門効率化の手法 (矢野 聡 社長)
   ◆ 最新の株式公開事情(弊社代表取締役 沼田 功)
   ◆ 質疑応答

参加を希望される方は、貴社名、ご住所、参加される方のお名前・役職・メールアドレスを記載の上、平成19年7月20日(金)までに下記アドレスまでメールにてお申込みください。
info@5is.co.jp

皆様のご参加をお待ちしております!!

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「らしさ」を際立たせる経営~株式公開実現への基本(腹)を固める~

7月から株式公開クラブ(第三回)がスタートします。

7月~12月の6ヶ月、「『らしさ』を際立たせる経営」をテーマに語り抜きます。
初回は著名な経営コンサルタントでもあり、心のエキスパートでもある市川先生に、本物の経営と心を語って頂きます。経営者の腹を固め、心に響く話になるはずです。「『らしさ』を際立たせる経営」というテーマは、市川先生よりヒントを頂いております。

コーディネータである沼田からは、株式公開の現状を踏まえ、「らしさ」をどう事業計画、株式公開準備に落とし込むか、目から鱗のテクニックを伝授いたします。資金調達や株式公開準備に悩まれている経営者の方は、是非6回まとめてご参加下さい。

<ゲスト講師> 日本経営道協会 代表  市川 覚峯 先生

 産業能率大学、山城経営研究所等のトップ・コンサルタントとして、東京電力、JR東日本、帝人、ジャスコといった数々の大企業の研修・経営革新を指導。その一方で1990年から千二百日間、日本の心を経営に活かすべく比叡山・高野山・大峯山等で修行。


対象者 :  株式公開を目指す会社の代表者、またはそれに準ずる方

日 時 :  平成19年7月20日(金)  16:30開場/17:00開始

       17:00~ 「らしさ」を際立たせる経営 (市川覚峯 先生)

       18:20~ 株式公開の最新状況 (弊社代表取締役 沼田 功)

       19:20~ 質疑応答 (講義終了後には懇親会を予定しております)     

会 場 :  株式会社ジェイック 

       東京都千代田区神田神保町1-101 神保町101ビル6階セミナー室

会 費 :  一人31,500円(税込)(Five eyes Entrepreneurs Gate会員は無料)
       ※会費は7月18日(水)までに指定の口座へお振込ください。


※ 「株式公開クラブ」は、株式会社ジェイック、ファイブアイズ・ネットワークス株式会社の共催セミナーです。


お問い合わせ先:ファイブアイズ・ネットワークス株式会社 FEG事務局

  TEL:03-3294-5501 FAX:03-3294-5511 Mail:info@5is.co.jp

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経営者仏教と三句の法門(1)

 「三句の法門(3つの大切な教え)」は、「菩提心を因と為し、大悲を根本と為し、方便を究竟と為す」という言葉で、大日経(密教の主要な経典)の第一章「入真言門住心品」にあります。「悟りを求める心が原因で、思いやりの心を土台とし、具体的な手段・方法論が究極である」というような意味でしょう。これを社会の第一線に立つ経営者の視点で読み解いてみました。

原文  経営的な意味  経営者の資質

菩提心 健全な向上心  健全な自己イメージ

大悲   思いやり、社会貢献の心  素直さ

方便   具体的手段・方法論   要領の良さ

 第一句の「菩提心を因と為し」は、健全な向上心の大切さを説きます。経営者であれば「自己の向上」「会社の発展」を願うのも菩提心でしょう。大乗仏教は大きな船で、皆で彼岸を目指します。それを心の問題に留めず、社会への働きかけにまで及ぼすのが私のイメージする経営者仏教です。経営者は現実を救済する僧侶なのです。曼荼羅を眺めると、実際に「心の世界はビジネスにつながる」と教えているようなのです。

 向上心の強い経営者は多いと思います。向上心の強さゆえに周囲とぶつかり、自分の不甲斐無さに嘆きます。これも修行なのです。人間は余裕があると良からぬ考えを起こし、悪事を働きやすくなります。自分を追い詰め出し切ると、能力がさらに開発され「創造と挑戦」の回路が働き出します。困難な仕事にチャレンジするからこそ、神仏の加護を頼むのです。現実逃避や暇つぶしに神仏を使っては、経営者として勿体無いと思います。

 私は「創造と挑戦」こそが、経営者を輝かせると考えております。船井幸雄氏の説によれば、人はやる気と努力、素直さと環境がそろえば、誰でも人材に育つそうです。他人の指示では1の仕事しかできなくても、納得して進んで仕事に取り組めば、1の指示に対して1.6倍の結果が出るそうです。
さらに最初から自分で考え計画を立てて取り組めば、「1.6の2乗(約2.5)」倍の仕事ができるそうです。経営者は結果が出やすい、成長しやすい環境にいますが、私はさらに「創造と挑戦」を意識する事で、1.6倍(合計すると4倍)の成果が得られると確信しております。そしてこの状態を目指す事こそ経営者仏教の修行なのです。

 一方人には「分」があります。これも重要です。分を越えた向上心は不健全で、自己不信を招くのみならず社会の害悪になりかねません。やりたい気持ちが空回りして周囲への思いやりに欠ける決断を産みます。向上心の健全さは自分でしか判断できません。自分でも分からないときは、「動機善なりや、私心なかりしか」という稲盛氏の判断基準が参考になります。
 力を出し惜しむ若隠居も、分を越えた夢想家も、「創造と挑戦」とは無縁です。ご縁を頂き経営者となり、社会から人と資金を預けられたからには、自分を知り、かといって自分に甘えず、与えられた能力を惜しみなく出し切る覚悟こそ、経営者仏教の菩提心と言えるのでしょう。

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