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中野人事法務事務所中野 泰(なかの やすし)

ブログ記事一覧

一人一人のスタッフを心から受け入れ、与える経営を目指す。

週末の日曜日の晩、あなたはどういう気持ちで過ごしていらっしゃいますか?
「ふう。明日からまた仕事か・・・。」と気が重くなってしまう方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

私は自分と関わりのある人達に「元気」を提供していきたいと願っています。

遠足の前夜。明日の遠足が楽しみで、ワクワクして寝られない。
そんな気持ちと同じように、明日の月曜日の仕事が待ち遠しいと思えるような
職場作りのサポートをしていきたいです。

お客様向けのサポートは正直、試行錯誤の状態です。
経営者の方のご意向もありますし、その会社がこれまで歩んで来た道もあります。
それらを無視して、「とにかくこのやり方でやれば大丈夫」というもの等ありません。

一方、自社内ではスタッフと相談しながら、様々な試みを続けています。
自社内を活性化できない会社が、他社様を活性化できるわけがないからです。

数年間、小さいながらも組織を経営してきて、
働く人が元気になるポイントが次第に見えてきたような気がします。
今日は私が大切にしていることのうち、一つをご紹介します。

★一人一人のスタッフを心から受け入れる

簡単に言えば、私はスタッフを家族の一員と思うようにしています。
子育てと全く同じです。
「テストで0点取ったら、もううちの子じゃない。
 100点取ったら愛してやる。」
こんなことでは子どもは安心して家の中で過ごせません。
「テストで0点取ろうが100点取ろうが、
 君はここにいていいし、お父さんはあなたが大好きだよ。」
と心から思うことが大切だと思っています。
こういうベースがあって、はじめて
「まずは70点を目指してともに頑張ろう!」という話があるのです。

子どもも大人も感情を持った人間です。
心の底からの安心感、愛されている(認められている)という実感。
こういったことが組織のベースになければ、組織に変調をきたします。

私は働くことに関する法律が専門です。
雇用契約の本質は労働力の提供とその対価としての賃金の支払いです。
これをマネジメントの世界にそのまま持ってきたら、
社内の雰囲気は殺伐としたものになってしまいます。

権利・義務の世界で物事を見ると、
経営者は安い給与でガンガン働いてほしいということになります。
こういう経営者がマネジメントをする場合、不思議なもので
「できるだけ楽な仕事で高い給料をもらいたい」と考える従業員が集まります。
そして、利害対立が起きて、マネジメントに限界がくるのです。

経営者はお客様に対してもそうですが、
従業員に対しても「与える人」になりたいものです。

できる限り、教育の機会を与える、成長の機会を与える、
(他の従業員とのバランスもありますが)お金も与える、
そしてもちろん、よい仕事を与える、愛情も与える。

与えたらもっと働いてくれるようになるのでは?と考えてはいけません。
「親の利益のために子どもを操作する」・・・こんな親は親ではありません。
親ですから、与えておしまいです。

与えておしまい、それ以上は期待しないのではありますが、
こういう経営者の場合、必ず(時間差はありますが)従業員は
その愛情に応えようとします。
そして、そういう社風をお客様がどこかで感じて、
お客様も応援してくれるようになります。

こうして組織が強くなっていくのです。

いくらいいことを言っていても、企業は存続していかなければ意味がありません。
・・・という人もいます。

そういう人が上記の文章を読むと、甘っちょろく感じるかもしれません。

私がご提案しているスタンスは、短期の視点では確かにほとんど効果がありません。
むしろ、最初のうちは効果がないどころか、かえってマイナスかもしれません。
でも、このスタンスは東洋医学のようなものでして、
毎日やり続けていると、組織が強くなっていくと確信しています。

また、究極のことを言えば、(あくまで私の場合ですが)
こういうことを愚直にやって経営が立ち行かなくなったら、
それもまた本望です。

当社で働くスタッフには、当社が給与を支払えなくなるような状態になるまでに
自立できる力をつけさせてあげたいです。
そして、「周囲の人に与え続ける」というスピリットを受け継いでもらえれば、
ハードとしての会社がなくなっても致し方なしと思っています。

ただ、私の直感では、与える経営をしているのに会社が倒産することは100%ないと思っています。
倒産するのは「与えた気になっていて、実は与えていない。」というケースです。

これは私も日々反省です。こんなことを書いている私も正直、まだまだです。
まだまだですが、スタッフとともに日々学びつつ、一歩一歩前進していく決意です。

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大学を卒業して、どの企業に行くのがいいんだろう?

最近の新聞を読んでいると、こういう不安定な世の中を反映しているのか、
今、就職活動をしている大学生は大手企業指向を強めている、
安定志向を強めている、等の記事を目にします。

振り返ってみると、私は1991年(ナント20年前)に就職活動をしていましたが、
その頃もやはり、私も含め、サークルの同期の大半は大手企業に就職しました。

20年前と比較して今はどうかという比率は分かりませんが、
少なくとも今に始まった流れではないことは確かです。

私は新卒で社員数約6千人の証券会社に就職しました。
その会社を1年2ヶ月で退職し、
社員数数十名の学習塾で5年半、社員数30名程度のシステム会社で1年、
社員数10名程度の人事コンサルティング会社に3年半。
そして、独立して社会保険労務士事務所を開設しています。

人事コンサルティング会社に新卒の学生が入社したことがあります。
私は正直、「なんで新卒でこんな小さな会社に入社するのかな?
この会社には新卒を育てていけるノウハウも何もなさそうなのに。
入社して来た後輩は選択を誤ったんじゃないか?」と思っていました。

でも、その後輩はメキメキ成長し、数年後にはその会社には
必要不可欠の人材となりました。

大企業に行けばいろいろと学べるとか、
大企業に行けば成長できるとか、こういったことは私の狭〜い先入観でした。

学べるかどうか、成長できるかどうか。
外部環境の要因もありますが、その何倍も内部要因に重きがあります。
一言で言えば、学ぼうと思えば、何からもどこからも学べるということです。

独立・企業した人についても、その年齢や経歴はまちまちです。
私のお客様の中には短大に通いながら携帯電話の販売会社を立ち上げた女性がいます。
もちろん、私のようにサラリーマンをやめてある年齢で起業した人もいます。
皆さん、過去を振り返れば様々な道を経て独立している訳ですが、
私の知っている経営者の方は皆さん元気いっぱい、イキイキと働いています。

「大企業がいい」「中小企業がいい」「サラリーマンがいい」「独立した方がいい」
等、自分の外側の世界が決めた価値観には意味がありません。

大切なことは自分の内側です。
私はこれから何をしたいのか。世の中にどう貢献していきたいのか。
自分ができることは何か。

こういうことを真剣にかつ(ワクワクと)楽しく考え、
行動していくことが重要だと思います。

そして、こういうことを考えていると、
不思議なことにふと思いがけないところからチャンスがやってきます。
(その時はチャンスとは思えないかもしれません。後で振り返ると
 「あれがなかったら・・・」と思えるようなことです。)
こういうチャンスに尻込みせずに「やってみます!」「一緒にやりましょう!」
等とオープンマインドで取り組んでいると、自然と人生が開けてきます。
(『計画された偶然性理論』で検索すると同様の話が出てきます。)

理屈で考えずに、自分の直感を大切にしてください。
きっと道は開けます。

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