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フジサンケイビジネスアイ 特別コラボ企画

【売り上げを増やす3つの要素⑱ 「バットマン」とさようなら】

 前回(11月2日付)は、限定販売を計画的に行って売り上げを伸ばすという例を見てみました。実は限定販売だけでなく、こういったちょっとした顧客心理を知ることで簡単に収益を上げることができるのです。

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 例えば、こういった案内を見たことはありませんか。
 ・「1万円以上送料無料」
 ・「2つご購入いただいた方にもう1つサービス」
 ・「本体をご購入いただいた、いまなら消耗品もさらに1割引」
 ・「1000円で会員になれば1年間ずつと2割引。2回以上のご利用で元が取れます」
 これらは、すべて「損をしたくない」という顧客心理を活用して売り上げをアップさせる手法です。送料が安くなるということで、ついつい余計なものまで買ってしまったり、よく考えると33%引きというだけなのに3つも買ってしまったり、どうせ使うからということで消耗品をたくさん買ってしまったり、一度払った入会金惜しさにリピートしてしまったり-といった具合です。
 自分の競合相手や、関係する業界ばかりを見ている方が非常に多いのですが、実はこういった売り上げアップのヒントは他業種や他の業界にたくさんあるのです。普段から「自社に活用できるヒントはないか」と情報感度を高めて生活しているだけで、多くのヒントを得ることができます。
 とはいえ、それだけで売り上げが上がるかというとそうではありません。最も強力な敵がすぐ近くにいるのです。それは、「バットマン」です。

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 いきなりでさっぱり訳がわかりませんか?
 こういうことです。「あの業界ではうまくできても、うちの業界では無理だ」とか「確かに売れるかもしれないが、これでは押し売りみたいだ」とか、さらには「消費者相手の商売ではできるかもしれないが、企業相手だとできないのが常識だ」-といった具合で、皆さん非常に言い訳がお上手なのです。その際に使う言葉が「しかし、だが、けれど...」。つまり「but」です。
 もし、相手が言い訳をはじめたら、相手を非難する代わりに、「あっ、バットマンが来た」ということで、バットマンのせいにしてしまうというわけです。バットマンが去った後で、「もし、できたとしたら」「テスト販売をいつからはじめようか」「ほかにも同じことをして成功している企業を探してみようよ」というような前向きな話題に変えるというわけです。
 同業他社に先駆けて新しい取り組みをすれば一気に顧客を増やすことが可能です。この変化の早い世の中で、他社がやり出してからではもう遅いのです。せっかくのすばらしいヒントも実際の行動が伴わなければ何の価値も生み出せないのです。
 自社の良い製品やサービスを通してたくさんの人たちに満足してもらうためにも、顧客が購入することをちょっとだけ後押ししてあけることが必要です。

アストラット株式会社

 若くてフットワークが良いスタッフを中心にお客様のサポートを行っています。 新しいことにどんどんチャレンジするスタッフが多く「それはできません」という仕事が少ないのが当社の特徴です。
 弁護士や会計士、税理士、司法書士、社労士、中小企業診断士、行政書士、ファイナンシャルプランナーと社内にほとんどの専門家が常駐していることから、本当に必要なサービスを一ヶ所で受けることができる便利さが喜ばれています。

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