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アストラット株式会社

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士業者プロフィール

アストラット株式会社

氏名
西内 孝文(にしうち たかふみ)
所在地
東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー15F
TEL
03-5350-4088
FAX
03-5350-4089
営業
9:00~18:00
最寄駅
渋谷駅
HP
http://www.astolat.co.jp/

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金庫株ですか?儲かってますね。

金庫株っていわれてもなんだかよくわかりませんよね。

別に金庫に株券を入れておくというわけではないので念のため。
(電子化されるので早く証券会社に預けましょう)

金庫株というのは、自社株を会社が買い取る場合、買い取った株の事をいいます。
今では資本の部にマイナス項目として載ることになっています。

単なる株の売買だから、何の問題も無いと思う人が多いのですが、まさにこういう人がいいカモです。

特定の株主から、「お金がないから株を買い取ってください」などといわれてしまうと、これ幸い、うるさい株主が減るということで簡単に応じてしまいがちです。
しかも会社にお金があるとそのお金で買い取ってしまえというわけです。

確かに会社法上かなり手続きが簡略化されて使いやすくなったのですが、それと税法は別物です。

特定の株主の株を高く買い取ってあげるのですから、ある意味今まで払っていなかった配当を一気に行ったのと何ら変わりません。おかげで、「みなし配当」という規制に引っかかります。

そうすると、まず20%の源泉所得税を差し引かなければいけないのですが、当然忘れてますよね。(計算も複雑ですし)
はい。そうすると罰金付きで払っていただきます。
税務署としてはそのお金は元の株主に払いすぎているわけですから、どうぞご勝手に取り返してくださいというわけです。しかし、実際はすでに連絡がつかないなどということが多発し、実質的に会社がかぶることになります。

まだ、それだけではありません。株を売って代金を受け取った本人にも課税が行きます。

一気に株を売ってしまっている場合など、最高税率が適用される場合すら出てきます。

そんなの黙っていればバレないのではと思うのは素人の浅知恵。
実は会社から支払調書というのがでてきます。これを元に税務署側でも簡単に調べがつきますので、申告していなければすぐにバレます。

税務署にとってはかなりおいしい話ですよね。

もし株価の決定がいい加減だったり、本来株の売り主から返してもらうお金を会社が負担してしまっていると、さらにいろいろとつつかれます。
一度だけでなく、二度三度ととれるおいしい取引が自社株買いなわけです。

こんな哀れな事になる可能性があるのはご存じでしたか?

p.s.会社の株を動かすと申告書や概況書という書類ですぐにわかります。税務署からすぐにお尋ねが送られてきてしまうのはそういうからくりです。

この帳簿書類一式お借りしてもいいですよね。

税務調査でやってくる調査官も数が限られています。一般の人たちからは煙たがられる存在だからか、有能な調査官を採用したり育てたりするのも大変なようです。

そんなこんなで、単にご挨拶程度の定期的な調査の場合、一人とか二人程度の小人数でやってくることが多いようです。

実際の調査では一定のヒアリングが終わると、帳簿や領収書など紙の資料のチェックが始まりますが、当然量も多いので、上手にあたりをつけて調べないと時間ばかりかかってしまい、効果的な調査ができないわけです。

調査にパソコンを持ってきてエクセルなどで集計するという姿は未だに見たことがありませんので、多くの場合調書と呼ばれる用紙に集計したりメモしたりしています。当然、端から見ていても非効率この上ないわけです。

しかも、経験豊富で給料が高そうなベテラン調査官がいちいち手書きで集計しているのを見ると、「税金もったいない」なとすら思ってしまうぐらいです。

ある程度の当たりがつくと、こんな言葉を言ってくる調査官がいます。
「この帳簿書類一式お借りしてもいいですよね。」
いかにも、当然のようにいってくるので、ふとOKしてしまいたくなるのですが、本当に応じなければいけないのでしょうか?
はたまた、応じないと何か不利益があるのでしょうか?

もし、持って帰ったとすると、重箱の隅をつつくようにチェックされますし、単純な領収書の集計などは署内の職員にお願いして人海戦術でミスの発見や脱税の証拠固めに入ってくると思います。
しかも、無いとは思いますが、書類を無くしてしまったり、情報が漏洩したり、見えないところで小細工などをされたりするとやっかいです。
また、書類を持って行かれてしまうと、月々の経理処理が滞りますし、とっさに何か調べなければいけないときに間に合わないことも出てくるかも知れません。

私はよくこの申し出を無碍に断りますが、そんな理由からです。

令状を持っていない以上、単なるお願いでしかありませんので、断ったからといって不利益になる事はありません。あくまで、単なるお願いですから、ダメですというだけです。

怪しいと思われたり、嫌がらせを受けると言うことはありませんでしたので、そこはきちんと理由を説明してお断りしましょう。

とはいえ、お預けする場合はきちんと預かり証を書いてくれますので、手続きはしっかりしているようですね。

p.s.貸してあげると調査に協力的という印象は多少あるかも知れませんが、そんなちょっとしたメリットよりも、何かあったときのリスクの方が大きいわけです。

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