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サムライレポート

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足立区 社労士 中野人事法務事務所の中野泰先生を取材!!

事務所名 中野人事法務事務所
住所 東京都足立区千住1-4-1 東京芸術センター1706号室
最寄り駅 北千住駅
電話番号 03-6914-8848
営業時間 9:00~18:00
事務所詳細 > 事務所紹介ページはこちら
足立区 社労士 中野人事法務事務所の中野泰先生を取材!! 写真

Q.業務内容にも様々な分野があると思うのですが、主にどのような分野に力を入れていらっしゃるのですか?

A.今は労務相談が多いですね。その他には、人事制度の構築・管理職研修・リーダーシップに関する研修・キャリアップ研修等を行っています。また会社設立のお手伝いや、助成金関係も扱っています。
逆に通常の社労士業務のうち、私共がほとんど行っていないのは、給与計算代行と日々の社会保険のお手伝いです。これらはどうしても一定の時間と労力を割く業務であり、これらの業務を積極的にお引き受けすると、本来お客様から期待されているコンサルティング系の業務に割く時間が取りにくくなってしまうという理由からです。このようなお話が来た際は、信頼できる提携会社がありますのでそちらをご紹介しています。

Q.営業エリアや、営業時間をお聞かせください。

A.営業エリアは東京・千葉・神奈川・埼玉です。営業時間は9:00~18:00で、土・日・祝日はお休みです。

Q.お仕事に対して特に大切にしていらっしゃることは何ですか?

A.大勢の方々から支えてもらっているという感謝の気持ちと、世の中の役に立つということです。
開業の際は、お金もないしお客様のあてもない…という、文字通りゼロからのスタートでした。そこで、私の名前と顔を覚えてくださっているであろう175名の方々に開業を知らせるハガキを出すことにしました。すると、年に一度くらいしかお付き合いのなかった方々をはじめ、多くの方からご紹介を頂くことが出来たんです。現在、当事務所のお客様の95%位は知人やお客様からのご紹介によるものです。今、こうやって事務所を構えることができているのも、ご紹介をしてくださった方々のおかげなんです。そう考えると、周りの方々の支え抜きに、今の自分の仕事や生活を語ることはできません。ビジネスだけでなくプライベートでも同じ事が言えます。両親、家内や子供、友人・知人のおかげで今の自分があるのだと思っています。
世の中からこれほど支えられているのかということを深く実感できると、支えられてばかりいるのではなく、自分も世の中の役に立ちたいという思いが出てきますよね。その気持ちを行動に移すことが大事だと思います。相手の役に立てば、相手から直接お礼が返ってこなくても、世の中を巡り巡って、必ず自分に返ってきます。そのときのコツとしては、お金や地位などの目に見えるものを追いかけるのでなく、相手との信頼関係を太くすること、相手に心から満足してもらうことなど、目に見えないものを追いかけることが大事です。そうすれば、目に見えるものは必ず後からついてきます。

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Q.このご職業をどういった経緯でご選択されたのですか?

A.はじめは新卒で入った証券会社で、営業を行っていました。中小企業やベンチャー企業の社長さんとお話していると、みなさんとても活き活きしていて楽しそうでした。それを見て、自分もこういう風になりたいなと思ったんです。自分が好きな仕事を選択するのは大事だと思い立ち、自分も将来は何か独立してやりたいなと思いました。昔から人にものを教えるのが大好きだったので、業界を学習塾に絞り、講師ではなく、教室のマネジメントをする仕事を探しました。当時、独立のためにはマネジメントの経験が必須だと考えたからです。転職先で教室のマネジメントに精を出しているうち、当時の社長から新入社員の初期研修をやってくれないかという依頼を受け、担当することになりました。「教えるというのは、国語や数学だけじゃなく、大人になっても教えることは色々あるんだ。面白いな。」と感じました。それが人事の世界に入る最初の入り口でしたね。その後、研修の手腕が認められ、教室運営を離れ、本部で採用と研修を専門に担当することになりました。数年後、当時の上司で、あるベンチャー企業に転職をした方から「人事の仕事を本格的にウチでやらないか」と誘われ、転職致しました。その会社で採用と研修以外にも、評価の仕組みや給与計算、社会保険、労務管理等、人事全般の実務をするようになりました。
そして一年後、縁があって人事コンサルティング会社に転職しました。ここで現在私がお客様にご提供しているサービスを学ぶことができ、在職中に社会保険労務士の資格を取得することができました。まとめると、1社目の証券会社で社会人としての基本を学び、将来独立するという目標を見つけ、2社目、3社目で自社の人事実務の経験を積み、4社目で他社の人事のお手伝いをすることを学びました。そこで、平成15年11月に独立をし、今に至ります。

Q.今後の指針等がございましたらお聞かせください。

A.最近、メンタルヘルスの問題が大きく取り上げられるようになりましたが、「今日も仕事か・・・。」とうなだれて会社に行くのではなく、遠足に行く前日のようなワクワク感を持って、会社に出勤し、充実した一日を過ごせるようなお手伝いがしたいです。現在は人事という側面から世の中を元気にするきっかけを提供できればと思っています。数年後には人事と言う枠組みにとらわれることなく、「元気に人生を過ごす」ことをテーマとした執筆活動や講演活動を行ったりしたいですね。

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Q.事務所に対してのお気に入りなどはございますか。

A.一番は事務所から見える景色ですね。あとはパワーストーンもお気に入りです。色によって色々な効果がありますから、面白いですよ。
アロマテラピーもやっています。お気に入りの音楽を聴いて、お気に入りの匂いを嗅ぎながら、仕事をしています。楽しく仕事ができる職場環境を目指しています。

Q.趣味・最近はまっていることはございますか?

A.趣味はチャレンジすることです。2,3年前まではマラソンが趣味だったので、ホノルルマラソンで42.195km走りました。バンジージャンプやスカイダイビング等、高いところから飛び降りてみるとか、自転車で仙台まで行ってみるなど、遠くまで行ってみるなど、肉体系のチャレンジも好きですし、資格取得など、頭脳系のチャレンジも好きです。
最近は「気」にはまっています。ある先生から習ったら、手から気が出るようになりました。人を癒すこともできますし、場の浄化や植物を元気にすることもできます。習う前は、気を出すなんて、生まれつきそのような能力を持った人や、臨死体験をして突如身についた人、長年訓練してできるようになった人くらいしか不可能だろうと思っていました。ところが、その先生から習ったその瞬間に気が手から出ていることを実感できました。不思議な世界ですが、とても面白いですよ!

Q.社労士になって良かったこと、印象に残っていることはございますか。

A.以前の会社で働いていた時の出来事が、非常に思い出深いです。とあるお客様の社会保険の手続き等を行っていたのですが、同時期にその会社に社会保険事務所と会計検査院が調査しに来ることになったんです。そこで私が事前調査をしたところ、最悪のシナリオの場合、1,000万円程、追加で保険料を支払うことになる可能性があることが分かりました。早速そのシナリオをお客様に説明・共有し、出来る限りの準備をして当日に臨みました。その結果、1円も追加の保険料を徴収されることなく調査が終了しました。お客様は大喜び。それをきっかけにお客様からの信頼が一気に増し、社会保険以外の相談も色々としてくださるようになりました。この一連のことから、まずは自分から進んで人の役に立つことが大切であることを学ぶことができました。そして、そういう私のスタンスや生み出した結果によって、お客様が私への信頼感を高め、次の仕事に広がっていくことを実感しました。事務所を運営していく、基本的なスタンスを勉強させて頂いた出来事でしたね。

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Q.座右の銘、好きな言葉はございますか?

A.『神よ、変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、識別する知恵を与えたまえ。(by ラインホールド・ニーバー)』という言葉です。
自分を取り巻く環境(外部要因)には、自分で直接影響を与えることができるものと、そうでないものがあります。まず、それらの外部要因について、自分の力で変えられるものか変えられないものかを見分けることが大切です。そして、自分の力では変えられないものについては、受け入れることが必要です。一方で、自分の影響下にあることについては、とにかく精一杯頑張ってやっていく。それを繰り返していると、いつのまにか以前は自分の影響外だったものが、影響の範囲内に変化することがあります。この繰り返しが自分の器を大きくしていくのかな、と思っています。

Q.これから同じ士業を目指している方々にメッセージをお願いします。

A.社労士になると、経営者の悩み事を聞く機会が増えてきます。経営者の悩みはさまざまですが、社労士は、そのうち人に関する悩みを取り扱います。人に関する悩みというのは、経営者の方にも心を開いていただき、本音の部分をお聞かせいただけないと、適切なアドバイスもできません。経営者との深い人間関係・信頼関係がなければ、このような相談事は成り立たないのです。そういう仕事ですから、逆に言えば、経営者の方々と相当深い人間関係・信頼関係を築ける仕事です。そして、そういった人間関係や信頼関係を築くことによって得られるものというのは非常に大きいです。経営者の方々は、大きな経済的・社会的リスクがあるにも関わらず、それを乗り越えた経験を持っている方々です。ですから、人間的な迫力や、胆力が違うことが多いわけです。そのような方々と知り合えて、仕事を通して様々なことを勉強させていただけることは、とても大きな魅力だと思いますね。

Q.このレポートをご覧になっていただいた方へメッセージをお願いします。

A.経営者の方々の相談事に対して、「出来るか、出来ないか」という観点で判断をするわけではありません。基本的には、「出来る」ということを前提に、その為にどうすればいいか、というスタンスでご相談に乗ります。出来るか出来ないかという観点のみで対応するのは、お客様からすれば、役所で相談するのと変わりません。そのような観点ではなく、出来るということを前提にした、解決する為のコンサルティングをするということを大切にしています。

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