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サムライレポート

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港区 税理士法人タクティクスの矢口岳史先生を取材しました!

事務所名 税理士法人タクティクス
住所 東京都港区新橋4-27-2 新正堂本店ビル4F
最寄り駅 JR新橋駅 徒歩4分
電話番号 03-5472-1892
営業時間 9:00~17:30
事務所詳細 > 事務所紹介ページはこちら
港区 税理士法人タクティクスの矢口岳史先生を取材しました! 写真

Q.業務内容にも様々な分野があると思うのですが、主にどのような分野に力を入れていらっしゃるのですか?

A.”税理士=記帳代行、税金を安くする仕事”の定義はもはや通用しなくなっています。当事務所では、お客様に高い付加価値を提供するために、経営者様に対して経営のための数字をリアルタイムでお伝えするということを基本としております。やはり申告の時に一年分の数字を確認していては経営の役には立ちませんし、手遅れなんですね。毎月の数字からでないと経営に関する問題点がみえてこないんです。毎月の数字にはいろいろな経営のための情報が隠れているのですが、それを経営者の方に見ていただき、経営の役に立てていただくことを私たちは大切にしています。 また、月々の数字が積み重なっていきますと、決算と納税額の予測が可能となります。9ヶ月過ぎた時点で残り3ヶ月の予測することはさほど難しくありません。そして、この決算予測に基づいて決算前に十分な節税対策等を行っていきます。しかし、この決算予測が決算後になってしまったらどうでしょうか。おそらく十分な節税対策を行うことができないですよね.。 それから、力を入れている業種は主に飲食業です。現金商売ということもあり、リアルタイムに数字を把握することが大切であり、把握することが経営にも生きてくる業種です。

Q.営業エリアや、営業時間をお聞かせください。

A.基本的には9:00~17:30です。営業エリアは、月に一度は必ず訪問いたしますので、片道45分以内の場所に限定させていただいております。

                           

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Q.お仕事、お客様に対して特に大切にしていらっしゃる事、心がけていらっしゃる事は何ですか?

A.上のコメントと重なりますが、毎月一度は必ずご訪問し、会計記録とその基になっている書類を全てその場でチェックします。領収書一枚から契約書一枚に至るまで全て現場で見ます。

(全部ですか?すごく手間と時間がかかりますよね?)

確かにそうですが、そういう厳しいチェック体制を敷くことにより、税務所の調査が入るといったことがほとんどありません。ですので、そういう意味ではお客様に安心していただけると思うのです。あと、現場主義ということもありますが、”現場を見る”ということが非常に大切であると考えています。ごまかそうとしても現場に行けば分かってしまいますし、会社の成長も現場に行かなければ分かりません。ですから、お伺いできるところは片道45分と限られてしまいますが、この現場主義だけは今後も貫いていくつもりです。

Q.このご職業をどういった経緯でご選択されたのですか?

A.商業高校で簿記が好きだったことが、この道に進むきっかけでした。簿記検定試験に2級、1級と合格し、その延長線上にあったのが税理士でした。それと、税理士試験の社会人も学生も同じ土俵で受けるという開かれた部分が分かりやすかったのかもしれません。勉強して、合格さえすれば誰でも資格を与えられるわけですから。もちろん資格をとってからそれをどう活かすかが本当に大事な事だということは後から知りましたが。

                        
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Q.今後の指針等がございましたらお聞かせください。

A.会計事務所には苦手としていることが二つあると思います。一つ目は営業、二つ目は人材育成です。その二つに対しての当事務所の取り組みですが、営業の面ではホームページでの集客に力を入れています。最近では飲食業の集客にターゲットを絞ったホームページを作成いたしました。人材育成の面では、税理士を目指すスタッフに対して税理士受験講座の費用を全額負担するという取り組みを行っています。

(全額ですか?実務も経験できますし、受験生の方々には願ったり叶ったりですね。)

そうですね。やはり良い人材を育てるためには、コストが必要ですから。実務面と勉強面の両面をフォローすることで立派な人材が育ち、税理、会計業界をどんどん盛り上げていってくれればという願いを込めた取り組みです。また、私もいつかは引退するときがきますが、ゆくゆくは私が引退してもお客様に同じレベルのサービスを提供できる事務所にしていきたいですね。 それと、飲食店に対しても高付加価値のサービスを提供していきたいですね。飲食店は、日々の状況が絶えず推移しますので、月次決算では遅いんです。ですので、当事務所は日次決算という毎日の売上、粗利、利益を見ていただくシステムを提供しています。

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Q.事務所に対してのお気に入りをお聞かせください。

A.事務所全体が自慢でありたいと思っています。元来、会計事務所というものは、おしゃれな職場ではありませんでした。今まではそうする必要もなかったのですが、時代も変われば人も変わるということで、働きやすい職場環境と、お客様を迎えやすい事務所の両面から考えています。あと、私自身の体験を基に、これから税理士として独立をお考えの方々に向けた本も出しております。これから活躍されていく方々の手助けができればと思っています。

Q.座右の銘、好きな言葉はございますか?

A.NHKの番組のタイトルですが「私はあきらめない」という言葉がすごく印象に残っていますね。当たり前のように耳にする言葉ですが、窮地に陥ったときにそう思える人はそう多くないのではないでしょうか。私も独立開業してからとんとん拍子に進んだというわけではありません。自分でお客様をみつけるところから始めて、自分の給料はゼロという時期も経験しました。諦めていたら当然今の自分はありません。立ち止まったときにまず思うのは”あきらめない”ですね。これから独立開業する方々も、当然これからいろいろあると思いますが、立ち止まっても、絶対に”あきらめない”でほしいと思います。

Q.これから税理士を目指す方や、独立をお考えの方々にメッセージをお願いします。

A.これからの税理士の業務は”高い付加価値”が必要不可欠でしょう。付加価値が高くなければ、報酬は下がっていきます。その一つのかたちとして、低料金で仕事をする同業者が増えてきていることが挙げられます。サービスで勝負するのではなく、価格で勝負ということになれば、業界全体の質の低下も考えられるでしょう。そうなれば、これから独立する方々はそんな仕組みになってしまった業界と、そんな体制にしてしまった先達を恨むのではないでしょうか。私は、税理士として独立しようと考えている方々のために、業界を守らなければならないと強く思っております。当事務所は、これからも高い付加価値の業務を追求し、お客様に対して質の高いサービス、料金以上の価値を提供していきます。

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