下流老人とはだれを言うのか・・。老人になる前の下流の姿は・・。
下流老人という言葉を使う人が増えてきた。
言葉の遊びならわからなくもないが、現実に老人になってから下流というのはいただけない。
ナゼそういう人が出現するのか??
社会が悪い・・。と、いえるだろうか???
少なくとも自分が悪いと認識できる人は、そもそも下流老人にはなっていないものだ。
まず「下流老人」の定義だが、老後を迎えて生活資金であるカネがなく経済的に困窮した高齢者、とか生活保護を受けざるを得ない高齢者をいう。
では、下流老人はいつごろから始まるのか??
それはヒトによってさまざまだ・・。
若いときから向学心が無い・・。
安定して生活ができれば何も求めない・・。
他人の活躍など見て見ぬ・・・。
その後、なんの変哲もなく、ただ生きているだけの・・。
高齢になり、ハット気づいた。
老後の仕事もない、生活資金もない、。年金もない・・。
出るのは「ため息」だけ・・。
老後に下流となる人生は、若いときにその「根」育てていることに気づかない。
50歳にもなるのに「部長」にもなっていない。
40歳にもなるのに「課長」にもなっていない。
30歳にもなったのに「係長・課長補佐」の呼び声もなし・
そのくせ、部下が先に出世するものなら、嫉妬に狂う・・・。
これらは常日頃の意思決定の基準となる判断基準が間違ていることに無頓着だからだ・・。
何かうまくいかない・・。
よしと思って実行したが失敗した・・。
などなど・・。
評論家崩れした「人間は成功しない」・・。
なぜなら失敗した時の間違った判断基準を変えずに引きづったまま、
次の意思決定もしてしまうからだ・・。
下流老人にならないためには20代30代と進むにつれて、やるべきことがある。
私は顧問先(セカンドオピニオン)に対し、経営者が必要な判断基準にたどり着けるように仕向けている。
次回に続
税理士 コーチャー 佐藤春男
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