<年末年始のお知らせ>本年もお世話になりました
今年も大変お世話になり、ありがとうございました。
本年の業務は12月28日で終了させていただます。
新年の業務開始は、1月4日からとなります。
来年もどうかよろしくお願い致します。
中小経営者経営者協会
中小企業経営労務研究所 岡本孝則

保険料アップ緩和に600億円 協会けんぽ
23日厚生労働、財務両省の閣僚間折衝で、中小企業のサラリーマンらが加入する協会けんぽ(旧政府管掌健康保険)への財政支援策も決着した。来年7月から国庫補助率を引き上げて約610億円上乗せする。これにより、来年度の保険料率の上昇を当初見通しより約0.6%抑えられる。
協会けんぽの負担額のため、健康保険組合などには約560億円の肩代わりを求める。協会けんぽの保険料率(全国平均8,2%)の急騰を避けるための特例措置。2012年度までとし、来年度は平均9,3%程度になる見込みだ。
国庫補助率は暫定的に13%に下げられており、来年7月からは16,4%に上げる。国庫負担の上乗せ分は来年度が約610億円、11年度以降は約910億円になる。
一方、肩代わりにより、11年度から健保組合で約500億円、共済組合で約350億円の負担増。負担緩和のため、国庫から別に約160億円を出すことも決めた。(朝日新聞ー労働問題)
29歳店長過労死 5500万賠償命令
外食チェーン「グルメ杵屋」の子会社が経営する中華料理店の店長在職中、心筋梗塞で死亡した男性29歳の両親が「過労の原因」としてグルメ杵屋に約8000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が21日、大阪地裁であった。
田中敦裁判長は「休憩時間や休日を適正に確保せず、長時間労働に従事させた」として約5500万円の支払いを命じた。
判決によると、男性は2003年4月、堺市内の店舗で死亡しているのを出勤した従業員が見つけた。事前6か月の時間外労働は月96~153時間に上り、休日もほとんどなかった。
グルメ杵屋側は「店長は管理職で、会社側には労働時間の管理義務はない」などと主張。しかし、田中裁判長は、判決で、「経営者と一体的な立場になかった」と男性を管理職とは認めず、「会社側は労働実態を把握し、労働時間を適正に管理する義務があったのを怠った」と述べた。(読売新聞ー労働問題ー)
雇用保険の対象拡大・パートら255万人-厚労省改正案
厚生労働省は18日、2010年度から実施する雇用保険制度の改正案を固めた。週20時間以上勤務するパートや派遣ら非正規社員が失業給付を受け取りやすくするため、雇用保険の加入要件である雇用見込み期間を「6カ月」から「31日」に緩和することなどが柱。255万人が新たに受給対象になる見通しだ。
(時事通信 -労働問題-)
改正労基法のポイント 長時間労働を減らすのが狙い
景気が落ち込んで職を失う人が増える一方、長時間労働の問題も依然として深刻です。過労死ラインとされる月80時間超の残業をしている人からの相談が後を絶ちません。長時間労働の抑制を目的とした改正労働基準法が、来年4月に施行されます。
法改正の柱は、月60時間を超える残業の割増賃金率を50%以上に引き上げる規定です。ここで言う残業は法定労働時間(1日8時間、週40時間)を超えた労働のこと。現在は何時間残業しても割増率は一律25%以上なので、60時間超の部分は一気に倍増します。
総務省の調査によると、30代男性の2割が週60時間以上働いています。月換算で80時間以上の残業をしている計算です。法改正は、従業員に長時間労働をさせるコストを引き上げ、残業時間を短くしようという狙いがあります。
午後10時~午前5時の深夜労働はもともと25%以上の割増賃金率が定められており、この時間帯に月60時間超の残業をした場合は、計75%以上の割増率となります。「残業代欲しさの長時間労働が増える」との慎重論もありますが、長時間残業の理由は7割が「仕事が時間内には片づかない」で、「残業代」は3.5%にとどまるとの調査もあり、残業を抑制する効果の方が高いと思います。
このほか、月60時間超の残業については労使協定があれば、労働者の希望で割増賃金のうち、今回引き上げられた部分の代わりに代替休暇を取れる制度や、有給休暇を1日単位でなく1時間単位で取れるような制度も導入されます。
心配なのは、働いた分の残業代が支払われないサービス残業の存在です。割増率をいくら高めても、会社が法律を無視してしまっては意味がありません。こうした場合、労働者は毅然とした態度をとるべきです。会社に異を唱えるのをためらう気持ちも理解できますが、最近では労働基準監督署に申告すると、熱心に動いてくれるようになっています。自分の身を守るのが第一だと考えましょう。
割増率アップは残念ながら、中小企業には少なくとも3年間、適用が猶予されます。(労働問題―朝日新聞―)
労組組織率 34年ぶり上昇
全国の労働組合の推定組織率が今年6月時点で18.5%となり、34年ぶりに上昇に転じたことが10日、厚生労働省の労働組合基礎調査で分かった。前年同期比で0.4ポイントの上昇。厚労省は経済情勢の悪化でパートの労組加入が増加したことに加え、組織率を計算する際の分母となる雇用者数が110万人減少したことが原因とみている。
全国の労組2万6696を対象に6月30日時点の状況を調査。推定組織率は組合員数を雇用者数で割った割合。
組織員数は1007万8千人で前年同期比1万3千人増加した一方で、雇用者数は5455万人で同比110万人減少した。労働組合数は前年より269減った。
パートの組合員数は70万人で同8万4千人増加。増加分のうち5万人強が、パートが多い食品業やサービス業などのUIゼンセン同盟への加入者だった。
中央労働団体別では、連合が668万7千人(前年同期比6万4千人増)。全労連が64万7千人(同1万6千人減)、全労協が12万4千人(同4千人減)だった。
業種別では、最多が「製造業」の275万3千人、最小は「鉱業・採石業・砂利採取業」の6千人だった。増加幅が最大だったのは「卸売業・小売業」で、7万4千人増の114万8千人だった。(日本経済新聞 -労働問題-)