安全を誓い「指差確認喚呼」
いよいよ平成21年も明日(12月31日)で終わりです。
毎年、大晦日から元旦にかけて、JR・私鉄とも終夜運転
(あるいは終車繰下げ・始発繰上げ)を行っています。
列車が駅を発車する際、運転士が前方を指差して何やらブツブツ言っている
のを見聞きしたことがあると思いますが、それは運転士が、信号機を指差し、
信号機の信号現示を声に出して確認してから、行動や動作に移っているから
です。
例えば「出発進行」は、「出発信号機の信号現示が進行信号(G)である」
という意味です。
もし運転士が、指差確認や確認喚呼を全くせず、漫然と運転していると、
信号機や標識・標示などの運行上重要なものを見落としたり、安全確認が
疎かになったりして、事故につながる恐れがあります。
安全運行のためには、一つ一つ指差して、声に出して確認を行うことによって、
確実な安全確認を行う必要があります。
鉄道のみならず、自動車運送事業においても、輸送の安全の確保と事故防止
(交通事故・労災事故防止のみではなく、旅客運送では乗客のケガ防止、
貨物運送では積荷の破損・毀損防止)のために、「指差確認喚呼」は大切です。
「運転」という仕事は、通常、運転者一人で行いますので、
「慣れ」によって安全確認の基本動作が疎かになり、漫然と運転・作業を
行いがちになります。
今年を無事故で終えるために、来年も無事故で運行できるよう、
経営者・運行管理者の方々には、日々の点呼、運転者教育時に、
運転者に対して輸送の安全の確保の基本事項を遵守するよう、
継続したご指導をお願いします。



