すぐにばれる粉飾決算
すぐにばれる粉飾決算はやらないほうがいいですね。昨日は2件お客様が増えることになったのですが、そのうちの1社がすぐにばれてしまう粉飾決算になっていました。
やたらと売掛金の残高が多くなっていて、しかも、売掛金の内訳書にその他で1億円近くありました。架空の売上が計上されているのが明らかでした。
社長さんにお話を伺うと、メインバンクの担当者からなんとか黒字にしてほしいと言われ、税理士に相談したらすぐにばれちゃう決算書になっていたということです。
銀行の渉外担当者は自分の成績のために、少しの赤字だったら売上を前倒しして黒字にしてくれと言うこともあります。しかし、今回のはかなり無理しなければならない状況でした。
その会社さんは一過性の赤字であったし、次期以降は黒字になる可能性も高いので無理しなくてもよかったのにと思います。中小企業の多くは決算書に多少何らかの調整を行っていることはよくありますが、度が過ぎれば銀行からの資金調達は困難になります。それに、無理に粉飾決算にしても、資金繰りが苦しいのに余計な税金を支払う必要がありますから注意が必要です。


