小橋川会計事務所
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2011-03-10T07:22:47Z
Movable Type Pro 4.21-ja
青色と白色?
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2011-03-10T07:15:32Z
2011-03-10T07:22:47Z
ここで簡単な問題です! 確定申告の方法には青色と白色の2種類があります。 なんで...
kobashikawa
ここで簡単な問題です!
確定申告の方法には青色と白色の2種類があります。
なんで分けているのでしょうか?
1 2色あるほうが綺麗だから
2 30歳以上と未満
3 男性と女性
4 なるべく正確なものと簡便なもの
1番は確かに綺麗ですけど、所得税の確定申告書は実は実際青色ではなく決算書が緑色の枠でできています。法人税の場合には1枚目を実際に青色の用紙で出します(紙提出の場合)。色は関係ないのでこれは不正解。
2番3番も年齢や性別あるいは血液型等でわけることはほぼ不可能なので、これも不正解。(というより分ける意味がありませんね)
4番が正解です。
青色申告は、その届出書を税務署に提出した上で事業や不動産所得がある方が会計処理を正確に行い帳簿もきっちり付けている場合に認められます。
それにより、正確さの程度もありますが所得から10万円・65万円いずれかを控除する特典が設けられています。
Etax導入時の5000円控除は1回だけですが、これはずっと続きますから、気合いのある方や時間のある方、知識のある方はご自分でチャレンジしてみてください。
自身のない方は税理士にご相談を。
一方白色申告は、申告書上の数字だけ記入し帳簿や決算書をつけていない場合の申告方法です。
簡単な申告のポイント(事業所得等ない方向け)
1 病院にかかった費用(診断・治療・薬等)や通院にかかった費用、医師に指示されて行っている各種治療に付随する諸費用等様々な医療費が、10万円以上(1家計全体で)あれば、所得から控除できます。
普段から医療費に属するレシート類はコマメに集めて、保管しておいてください。家族全員分ですよ
2 年金所得がある方のうち、予め源泉税が支給総額から引かれている方は、税金が戻る可能性があるので確認してみてください。
1も2も簡単にできますから、面倒臭がらずやってみてください。
申告期限まであと5日。
納付は、振替納税のほうが1ヶ月以上先に引き落としとなるので届出をしておくと有利かつ納付の手間が省けて便利です。
還付は、早く申告された方ほど早く戻りますからできるだけお早めに。
では、皆様のご検討をお祈りしています。
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年金型保険課税に対する最高裁判決の衝撃
tag:www.sigyo.net,2010:/kobashikawa-kaikei//43.12069
2010-07-06T05:27:23Z
2010-07-06T05:29:37Z
7月6日本日、年金型保険における相続税と所得税の2重課税が違法であるというとん...
kobashikawa
相続税と所得税の2重課税が違法であるというとんでもない判決が最高裁にて下され国側の敗訴が確定しました。
この判決、実は徴収側の国税庁や支給者側の生命保険業界さらには年金型保険の受給者に対して途方もないインパクトをもたらします。ひいては国の財政にも少なからず影響を与えることも間違いありません。なぜかと申しますと、私の周りをざっと見回してみても顧客の皆さまだけでなく親族にもこうした保険を所有していらっしゃる方が沢山おり、その処理件数といったら見当もつかないほどとなり還付税額が大きくなることが予想されるためです。
初めて耳にした方のためにこの事例について簡単にご説明しましょう。
ご存じのとおり誰かが亡くなると国はその人の財産について税金をかけることとなりますが、年金型保険については亡くなった時に当該保険の価値を算出し相続税をまず納税します。通常、いったん相続税の納付を終えた財産は以後課税なく相続人が受けとれるのが一般的な課税方法です。
ところが、この年金型保険はその後10年にわたって受け取る方法(いわゆる一時払いではない年金払い方法)を選択すると受け取る度に、すなわち毎年所得税(雑所得)が課税されることになるのです。またこの方法は40年以上も継続されてきました(天文学的な件数です)
それを今の今まで普通と考えてきましたが、今回の主人公となる長崎の女性が2重課税として税務署に対して返還請求をしたところ拒否されてからこの訴訟が始まったようです。
1審で2重課税が認められ勝訴。2審で国の要求が認められ敗訴。そして本日、最後の審議で通例徴税訴訟の敗北を喫することのない国に勝訴しました。この判決においては裁判官も相当の覚悟があったのだと推測できますが、最高裁まで意思を貫き通した長崎の原告の方も立派なものと敬服いたしました。
私見では、もちろん相続時における評価対象も分割で払われる年金も元金(出所)は同一のものであるため2重課税であることは否めないと考えております。ただし元金から生じた果実(利息や運用に基づく増加資産)について税金をかけることに異論はありません。
しかししかし、これから実務者サイドは落とし所を探るのに大変難しい選択(いつまで遡及できるのか、生保会社の源泉徴収システムの見直しはどうするか、還付財源をどこに求めるのか等)を迫られたことは間違いないでしょう。
かなり私も興奮しっぱなしの判決情報でした。
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メディア社会の功罪
tag:www.sigyo.net,2010:/kobashikawa-kaikei//43.9880
2010-01-27T00:40:03Z
2010-01-27T00:41:40Z
最近ひしひしと感じていることがあります。 というのもこれだけ常に多くの新聞社や報...
kobashikawa
最近ひしひしと感じていることがあります。
というのもこれだけ常に多くの新聞社や報道各社の記事を目にしていますと、否が応でも感じるのは同じネタに対するその論調の違いでしょうか。一方から見ればそれは偏向報道といえるかもしれません。
裁判・国会討論など相手のあるものはどのような議論であれ、立場の違う方々が意見を出し合うため当然そこには相違が生じます。また著名人のインタビューにおいても実はその答弁に対してポジティブな見方・ネガティブな見方というものが両面から相当程度出てきます。
すべての人間は社会というコミュニティー下において少なからず他の人々と交わる機会を持ちこれを形成しています。それは直接的なものばかりでなく情報を発信すればするほど間接的なコミュニティーの規模は拡大していきます。
テレビや新聞等のマスコミこそ実はその最たるものかもしれません。情報を発信する側の人間も何らかの形でいろいろな立場の人々と関わっており、とくにそのトップに立つ方においては、決定権というパワーがなまじあるがために中立という立ち位置が取りづらくある立場の人の代弁者になってしまうことが明白ですから。
私も含め多くの人はこうしたマスコミが毎日発信している内容こそが真実の情報であると勘違いしてしまう傾向が強いのではないのでしょうか。例えば第2次世界大戦に突入する前、反対する人々が数多くいたにも関わらず、一部強硬派のために戦争に突入した時、戦争反対を訴えることや徴兵に応じないことは悪であり非国民と罵られたのもマスコミの大きな喧伝が一助になっていなかったでしょうか。(この意見すらある方にとっては非難されるものかもしれません)嘘の情報でも情報の強さと量の陰に真実がかき消されてしまいます。
誰かが意見をいえば、当然反対も起こるしまた逆の見方もあるのだという至極当たり前のことが実は平気で無視されてしまうことは大変憂慮すべきことです。
ただ、世界最大の検索サイト法人とあるどこかの大国が争っているような情報検閲・情報統制は幸い日本では行われていないのですから(そう信じています)、マスメディアが報じていない小さな意見や小さな事実を見逃さず自身で汲み取っていくことも大事なことかもしれません。情報は自分が直接当事者の立場で経験したり感じたりしたことではないためもともと本来の意味での真実とはいえないかもしれませんが。(すべてが捏造された情報の中で生きていないとも断言できませんから)
今も昔も"百聞は一見にしかず"です。人からの情報のみを信用することなく沢山の情報を探して真実の目を育てていきましょう。このことこそ実は情報社会に生きている我々の最低限のマナーであるかもしれません。
新年に向けてのごあいさつにかえて
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2010-01-12T02:07:17Z
2010-01-12T02:11:02Z
昨年の悪夢は吹き飛ばし、寅年の本年こそ素晴らしい年にしていきたいですね。 いつも...
kobashikawa
昨年の悪夢は吹き飛ばし、寅年の本年こそ素晴らしい年にしていきたいですね。
いつもと変わらず、本年4日には神田明神にお参りしてきました。
気のせいか例年以上に人出が多かったように感じます。
「困ったときの○○頼み」とはよくいったもので、多くの方が今年にかけている意気込みがひしひしと伝わってきます(私も)。
景気自体まだ上昇の気配を直接肌で感じられはしませんが、様々な数値をみていると徐々に上向き加減にあることは確かなようです。
年始における財界の方々の予想も上向いていくという意見が多くなっていましたし(昨年はお先真っ暗という感じ)、諸外国の株式市場も徐々に昨年の落ち込みを解消しつつあることが見てとれます。
あとは、日本自体が輸出大国であることから為替レート自体の安定ならびに高い日本円を程良いレベル(私見としては100円前後の水準)にまで持っていくことが景気回復のための最低のファンダメンタルとして望まれるのではないでしょうか。
古来(私が生まれて以来)日本人の消費って貯蓄の上に成り立っているものですから、貯蓄が一定限度を超えて減少してしまうと消費活動能力が極端に低下してしまいます。国民性ですからしょうがないかもしれませんが、消費・消費で残ったのは全てクレジット残高だけというよりはまだましかもしれません。とはいえ、少しでもこの消費意欲を高めていくには神の手ではなく海外の消費が不可欠です。
とくに財政がひっ迫し、公共事業が望めない環境では輸出(海外需要)増加→供給拡大→投資増加→国内需要増加→所得増加・雇用創出といったサイクルしか回復シナリオはありえません。国内需要は少子化や消費需要の充足度合が他国より高いために起爆剤とはなりえないためです。
ですから円高で海外旅行や輸入商品の値下げや、デフレ進行状況を喜んでいられないのです。
みんながお財布に自由に使えるお金を増やすためには日本人がもつ創意工夫により世界で通じるモノ・サービスを作り続けることでこの国全体の豊かさ(もちろん経済の豊かさが幸せすべてではありません)を高めていきましょう。すでに文化や食事、様々なインフラは世界に冠たるものなのですから。
そうすれば日本はもっともっと良い国になれるはずです、いやなりましょう。
税務調査のお話 その1
tag:www.sigyo.net,2009:/kobashikawa-kaikei//43.9294
2009-12-02T06:47:29Z
2009-12-02T06:48:18Z
調査という言葉を聞くと、普通の人は引きますよね。 ただ一般にいう税務調査というの...
kobashikawa
調査という言葉を聞くと、普通の人は引きますよね。
ただ一般にいう税務調査というのは悪いものではありません。
何年かに1度はどんな会社でも経験します(例外もありますが)。
通常、税務署から強制的に会社に押しかけることは十中八九ありません。もし、あったとすれば、会社の側に思い当たる節がある?ことになります。
ではなぜ、税務調査があるのでしょうか?
それは社会全体の利益のために使用される税金は国民が公平に負担すべきという理念につきます。
なぜ税務調査にそれがつながるのかというと。
皆さん知っての通り、税金は種類を挙げると枚挙にいとまがありません。たとえば法人税・消費税・酒税・たばこ税・関税・自動車税・固定資産税などなど。
これらの税金を申告税(支払側の申告に基づいて税金が確定する)と賦課税(徴収する側が税額決定権をもつ)という二つの種類に区分すると上記の中では、法人税・消費税・関税が前者にあたりそれ以外が後者ということになります。
後者はおかみが決めたものですから従うほかないでしょう。ところが申告に基づく税金は当の払う本人が決めるのですから必ずしも(故意・過失を問わず)正しい申告が行われているとは限りません。
(おかみが決めたものは間違えることはないのかという議論は置いておきます)
申告が正しくなければ、公平に負担するという理念に背くことになります。ですから、上記前者の申告税については調査が行われることになります。
調査は決して強制ではなく任意のものなので必ずしも応じなくてはならないものではありませんが、やはりこうした理念のもとにあるので素直に応じるべきでしょう。
間違いのない申告をすること(もちろん私どもが指導します)が、広い意味での社会貢献に役立つと考えて頑張ってお仕事しましょう。
無駄遣いそれとも有益?
tag:www.sigyo.net,2009:/kobashikawa-kaikei//43.9166
2009-11-12T02:24:50Z
2009-11-12T02:25:56Z
昨日11月11日から我々があまり耳にしたことのない、"事業仕分け"という作業が国...
kobashikawa
昨日11月11日から我々があまり耳にしたことのない、"事業仕分け"という作業が国の行政刷新会議主導の下、始まりました。
これは、国が行なう直轄事業予算の内容を精査し事業プラン作成側(各府省官僚)歳出側(財務省)に対して議員・民間識者等が、事業毎に質疑応答を行い多数決でその方針(廃止・存続・移管等)を公開状況のなか決定していくという新しいシステムです。国家予算の枠組みでは、初の試みですので大変面白い議論が今回行なわれているようです。
ご興味のある方は、行政刷新会議ワーキンググループライブ中継サイトは以下のアドレスで、視聴可能ですので是非一度ご覧になってください。
http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/live.html
これまでの税金は国や地方に取られるものというばかりのイメージから、その使途内容(有益性・公益性・合理性)に対して国民の目を配ることが可能(可視化)になるといった良い意味での新時代の変化も予感させます。
確かに国の事業の大部分は人件費をはじめとする管理運営費の無駄が一番大きいわけですが、それだけでなく目に見える部分(箱物・サービス等)で本当に必要なものかといった事業も数多く見受けられると思います。従来の関連事業者を助けるために国が公共事業を増やす時代は既に過ぎ去り、国民目線で優先順位をつけ民間レベルでの事業効率性を追求していかない限り理解を得られなくなりました。
国が動き始めると自分たちも、ついついわが身の予算配分の仕方が少し気になるのが人情ですね。こうした職業についていながらもその財布の使途は・・・
うーん、やはりまだまだ合理化の余地がたくさんありそうです。
霜月(しもつき)の到来と環境の変化への思い 徒然なるまま
tag:www.sigyo.net,2009:/kobashikawa-kaikei//43.9061
2009-10-28T07:37:32Z
2009-10-28T07:39:34Z
もうすぐ11月。 11月はしもつきと呼ばれるだけあって霜が下りる時期でもあったの...
kobashikawa
もうすぐ11月。
11月はしもつきと呼ばれるだけあって霜が下りる時期でもあったのでしょう。本来は凍えるほど寒かったのかもしれません。
ただ最近は、めっきり暖かくなり防寒具としても年々重いコートやダウン・毛皮といった冬らしい装いから遠ざかっている感覚があります。実際、数年前にクリーニングに出しシーズンを通して使わないものも増えておりたんすの肥やしと化している次第。
日本には四季があり一年を肌で感じることができる数少ない土地柄。冬や夏がなくなることはないでしょうが、温暖化によって衣服も少なくてすむ時代になっているように感じます。その分、暖かい気候への変化は、夏の暑さを除けば身体に優しい状況を作り出し高齢化社会をサポートしてくれる一方で、四季の変化をもって成り立っているビジネスを疲弊させているのも間違いありません。遊び方や生活様式が十人十色どころか百人百様となったことで従来型のビジネスモデルは全く成り立たなくなっています。アパレル産業に携わる方やファッションに敏感な方々はもしかしたら苦々しい思いをされているかも。また、スキーやスノーボードといった代表的な冬のスポーツもここ最近人気の低下が著しくなっています。
20年ほど前リゾート産業が華やかかりし頃はアウトドア型の遊びが主流だったように思いますが、今ではネットコマース事業・安くてデザインが良く多種であるアパレル産業・ネット型ゲーム事業等インドア型のビジネスモデルが隆盛を極めています。
昔の人たちは狩猟民族であっても農耕民族であっても、生活の基本は身体を適度に動かし、食事を必要に応じて摂取していたと思いますから、環境変化に徐々に適応しつつも心も身体も共に健全な生活を送りたいものです。
しかしこんな温暖化の中でも日本における四季折々の表情は失って欲しくはないものですね。
IFRSとは??
tag:www.sigyo.net,2009:/kobashikawa-kaikei//43.9017
2009-10-21T06:23:26Z
2009-10-21T06:46:30Z
本日はちょっとだけ難しい話を少々。 ここ最近よく耳にするIFRS(イファース)そ...
kobashikawa
本日はちょっとだけ難しい話を少々。
ここ最近よく耳にするIFRS(イファース)そしてコンバージェンスという言葉。
一体なんのことでしょう。
長い言葉ですが、International Financial Reporting Standards(国際財務報告基準)の略称です。
そしてコンバージェンス。これは会計基準の世界的な統一を図っていきましょうという会計世界における一元化志向を指します。
一口に統一化とはいっても、そんなもんルールを変えてそれに従えばいいのではといった簡単なものでもありません。なぜなら会計のルールを変えることによって様々な問題が出てきてしまうからです。
赤字だった企業が黒字になったり(余り多くはないですが)、今まで黒字だった会社が大幅に赤字になったり、多くの業務システムはすべてコンピュータ化され業務フローと一体化した形で会計書類も作成されるため、こうした組替え作業が言葉で言うほど簡単ではなく膨大な事務作業コストがかかる点や企業に資金を預ける投資家が従来見ていた資料とどこがどのように違うのかを理解させることが困難であることすなわち期間比較可能性というものを損なってしまう危険性が生じてくる点など。
主に米国やヨーロッパが主体となって進めている感のあるコンバージェンス議論ではあるものの多くの国際企業を有する日本にとってもこの時流に乗らなくては、国際社会から取り残されかねないほどの大きな問題でもあります。自国において長い年月をかけ醸成してきた会計の土壌ももちろん重要ではありますが、国際社会で常にその位置を確保するためにも議論から外れるわけにはいかず、国際会計基準に相応しいものを作り上げるため積極的な発言の場に立っていかなくてはならないでしょう。
その中でももっとも大きな変更点が取得原価主義から時価主義への流れでしょうか。今までは一部の資産・負債などに取り入れられたにすぎない時価測定・評価という作業がほぼ全域(資本すなわち純資産部分も含む)にわたり網をかけていくようなイメージでしょう。
去年作った工場は今年いくらで売れるのか、あるいは数年後不要となった時に整地・廃棄処理にかかる費用は現時点どれほど準備しておくのか、今保有している為替や有価証券などはどの程度の価値があるのだろうか。
時価測定ができるものは全て行なう一方、範疇に入れられない営業力・特許権など無形資産の評価など本当のところバランスが取れているのかといった意味での矛盾は数多くあるようです。それでも歩みを止めることなく、大きな変化の波が既に始まっています。
民主党政権で税制改正議論がスタート!!
tag:www.sigyo.net,2009:/kobashikawa-kaikei//43.8888
2009-09-30T06:01:24Z
2009-09-30T06:02:54Z
(祝日と祝日の間をまたお休みとする何とも素晴らしい国民の休日のおかげで) できあ...
kobashikawa
(祝日と祝日の間をまたお休みとする何とも素晴らしい国民の休日のおかげで)
できあがった長い連休が終わりました。長い方は9連休だったらしいです。
先日もゴルフをご一緒した方々とその話をしていたら余りにも休みが多くて遊んでいるのか仕事をしているのか不安になったり、スケジュールを見たらツアープロのようになっていたりと皆さん思い思いの秋休みを満喫しておられました。
そんな中、新たな政権を任された民主党大臣の方達はお休み中も精力的に動き回られていましたから、動きまわるという点に限れば政権運営として順調なスタートをきったといえるかもしれません。
私たちの業界に関係することに目を移しますと、もちろん政府税制調査会があります。
先週頃から本格的にスタートした議論の内容をみてみると・・・・
○ 揮発油税(ガソリン・軽油)の廃止
○ 自動車取得税税率引下げ
○ 住宅ローン・エコカー減税
などなど様々な政策減税が予定・継続実施される模様。
その中でも私たちに一番関係の深い二つの税金に注目してみました。
特に、注目されるのは時限立法としての中小企業を対象とした法人税の軽減税率。なんと18%から11%に。本来は30%のものが所得800万円以下まで22%に引き下げている税率に照らしても半額です。(財源は足りるのでしょうか。中小企業は赤字が多いという意見もありますが、現場からいわせていただくと結構黒字企業はこのご時世でも多いと感じますからかなり心配です)法人税の繰越欠損金の還付金額も既に相当額に上っており事務処理が追いつかず、現在申告から3か月を越えての還付処理となっていることを考え合わせると心配なところです。
そして一番みなさんが気にされている税金。1つ当たり77円・47円・28円かかっているもの。さて何でしょう。
正解は350mlに換算したビール・麦芽比率25%未満の発泡酒・そして第3のビールと業界で呼ばれているその他の発泡酒にそれぞれかかっている酒税です。
民主党はこれらを横並びにして税率を設定するようなので、本来のビールは安く第3のビールは高くなるのかもしれません。いずれにしても安いに越したことはないので、民主党の皆様、ぜひ懐に優しい大岡裁きをお願いしま
新たな政治の夜明け
tag:www.sigyo.net,2009:/kobashikawa-kaikei//43.8795
2009-09-17T01:53:38Z
2009-09-17T01:57:08Z
ついに鳩山新政権がスタートした。 矢継ぎ早に繰り出されるマニフェストに記された施...
kobashikawa
ついに鳩山新政権がスタートした。
矢継ぎ早に繰り出されるマニフェストに記された施策への一つの回答となるアクション。
これまでとは違った政治側面を見た気がする。国民とのコミュニケーションを通じた行動力が心地いい。このスピード感を是非継続していただきたい。
無論その真価が問われるのはこれからではあるが、官僚主導の政策ではなくすべて国民の意思を尊重した形で動いている姿が何か今まで以上に新鮮に映るのかもしれない。また来年には参院選も控え、ここであぐらをかいているわけにもいかないのだろう。
政治家は、国民の負託にこたえるべく選ばれた者であるからこそ自らを律し、自己の利益や保身を封印しなくてはこれほどの重責を担うことなどできない。
そうした意味ではこれまでと異なり、官僚政治に対し真っ向から対峙してきた論客をすべてそのトップに据えていく人事はとても興味深い。すべての担当省庁で軋轢が生じることが、百も承知の上であるからこれを恐れず民意を反映した行動かつ客観的なデータおよび根拠をもとにした実行力をいまここに示してほしい。
いま医療・雇用・景気・教育・外交など全ての面で問題が山積停滞している時期でもあり、国庫への給与1割自主返納・特定議員と官僚の接触禁止等自らが即時に対応できることから実行に移していることなども十分評価されるべきであろうが、さらなる行動力に期待したい。
どの政策においても全員賛成というものなどありはしない。であるならば、私個人は除外し日本全体として国民が一番豊かで平和な暮らしを享受できる方向を目指してほしい。
本当の意味での政治力を日本に作り出すためにも、与野党問わず政策の意義を真に国民のためだけを考え白熱の議論を戦わせ日本丸という船を最良の方向へ導いていただきたいという気持ちでやまない。
1Q84ってご覧になりましたか
tag:www.sigyo.net,2009:/kobashikawa-kaikei//43.8776
2009-09-15T01:33:26Z
2009-09-15T01:51:14Z
村上春樹氏は日本が誇る作家として良くも悪くも批評の的に晒される方ですね。最近出版...
kobashikawa
村上春樹氏は日本が誇る作家として良くも悪くも批評の的に晒される方ですね。最近出版された表記の本を読ませていただきました。経歴を調べてみると自分と近い部分が多々発見され親近感が湧いてきました。
例えば大学卒業後、ジャズ喫茶経営(私もジャズが大好きで聴くだけでなく、管楽器を吹いています)そしてその傍ら執筆活動に勤しみ、文壇に登場(全く似てません)。また、身体を鍛えるためにマラソンを続け(私も走るのが好きでマラソン大会などに参加)ついにはトライアスロンまで参加(ここまでは未到達です)等。
とはいえ作家というと何か自分の中では、ある種特別な職業なのではという思いがありまして。試験で合格するものでもなく(もちろん芥川賞他多数の文学賞はあります)、その文章・文体に制約があるものでもなく読者が評価して初めて職業として認めてもらえるような一種独特な風味を感じます。
同作品に目を移してみると、普通我々が描写する場合は経験談であったり他の情報からの焼き直しであったりする場合が多いのですが、彼の場合複雑な男女関係を絡めながらも非日常的な毎日を極めてクール(感情に匂いがなく透明な感じとでもいうのでしょうか)に描いている点に他の作家と違う趣が見られますね。
氏の他の作品と通じるところは、親切じゃない部分でしょうか。文章はとても丁寧で内容も平易なのですが物語の結末にあたりそれまで紡ぎあげてきたものを全てクリア(すっきりさせる)することなく、読後に立ち戻らせて読者に何かを考えさせようとするようなものでしょうか。
そんな思いに自分自身憤りながらも、また以前読んだ作品や読んだことのない作品にも手をつけてみようかなと思いを新たにさせるような自分も存在させられる。そんな作品でした。
最近直樹にはまっている私
tag:www.sigyo.net,2009:/kobashikawa-kaikei//43.8738
2009-09-10T01:36:12Z
2009-09-10T01:40:21Z
なんて言ってもそれだけではなんのことか。さっぱりという向きの方に。 ヒントをひと...
kobashikawa
なんて言ってもそれだけではなんのことか。さっぱりという向きの方に。
ヒントをひとつ。
○○○少年原作者、漫画家。
ピンときたあなたは、映画通それとも漫画通?
そう浦沢直樹といえば、私ぐらいの年代(秘密です)なら"YAWARA"でしょうか。
あの谷(田村)亮子選手が柔道で華々しい活躍を見せ始めた頃だと思います。
その頃って実はものすごく少年漫画が隆盛の時代で、鳥山明(「Dr.スランプ」「ドラゴン・ボール」)さん,原哲夫「北斗の拳」さん、車田正美(「リングにかけろ」「聖闘士星矢」)さんなど今でも
きらきらと輝いている作品があったころです。
そんな中出てきた浦沢さんの漫画はどちらかといえば、小さい頃から祖父に鍛えられた少女が強くなっていくという至極当たり前のスポ根漫画だったと記憶しています。(私自身がそれしか知らなかったので)
ところがどっこい、そんな思い込みは大人になってから見事に覆されました。というのもそこから先、彼が発表した作品を目にすることになったからです。むしろ最初からそうした方向に進みたかったのかもしれませんね。
イギリス特殊部隊の経歴をもつ考古学者としての大学講師キートン先生が難事件とぶつかる「MASTERキートン」、さらにはベルリンの壁崩壊後に起きた次々と起きる殺人事件を描いたサイコスリラー「MONSTER」そしてご存知子供時代に描いた本が大人になってから現実化していく様を描いた「20世紀少年」。どれもこれもストーリーの練り方が重厚でなにか歴史小説を読むかの如き味わいを感じさせてくれます。
これはもう漫画とはいえません、これは大人世界でも十分通用する「MANGA」といえるのではないでしょうか。
もちろん先ごろ公開された映画版20世紀少年の最終章も見させていただきました。ともだちの正体は誰かが本編の注目部分ではありましたが、映画としても十分よい出来だったので原作ファンも納得いくものになっていると思います。そこはドラゴンボール・エボリューションとの大きな違いかも。
浦沢さん、現在連載中の「BILLY BAT」も含めてこれからも大人にも読ませるものを期待しています。
真夏の陽気と新型インフルエンザ
tag:www.sigyo.net,2009:/kobashikawa-kaikei//43.8680
2009-09-02T01:04:20Z
2009-09-02T01:08:33Z
今年の暑さは近年に比較すると、それほど暑くないらしい。 それでも夏の日差しが二の...
kobashikawa
今年の暑さは近年に比較すると、それほど暑くないらしい。
それでも夏の日差しが二の腕や頭頂部に容赦なく照りつけてくる。
この暑い最中に猛威を振るいはじめた新型インフルエンザ。
夏の中下旬は中高の部活が一番盛んな時期であり、もっとも接触が多い時期でもある。
インフルエンザが流行り始めたらひとたまりもない。
インフルエンザの時期もこんなときというのもあまり記憶にない。
案の定、若い子達から感染が広がりワクチンも不足が伝えられている。
ニュースでは感染状況やどこそこで何人が重病あるいは死亡といったネガティブな情報しか聞こえてこない。
できることなら、もっと有益な情報たとえばどのように予防し、感染経路がどこからなのか、潜伏期間はどのくらいなのか、安全な生活法の目安といったことを細かく伝えて欲しいものである。
わたしくらいの年齢ももちろん妊婦・幼い子や医療従事者等ではないため、ワクチンの摂取が可能となるのは遅い時期であろう。
ただプロ野球選手のような特殊職業であるならその例外は認められないのだろうか。
猛威から逃れるため家で大人しくしている庶民の娯楽確保のためにも、そうした職業の方々にも先手を打っていただくのも一考かもしれない。
ちょっと待てよ、そうすると球場に応援に来る人たちも・・・・・
うーん、これは難しい問題かも。
欠損金の繰戻しによる還付請求
tag:www.sigyo.net,2009:/kobashikawa-kaikei//43.8626
2009-08-27T00:12:49Z
2009-08-27T00:14:50Z
昨年後半からの経済環境悪化に伴い、企業環境は奈落の底へと落ちてきました。大企業...
kobashikawa
昨年後半からの経済環境悪化に伴い、企業環境は奈落の底へと落ちてきました。大企業のみならず中小企業にとってはさらに過酷な試練が課されています。そんな中、世間を今賑わせているのが欠損金繰戻還付といわれる制度の復活。
この制度は、簡単に言うと一昨年が業績好調で税金を沢山納めた黒字企業が今期経済不況のなか赤字を計上してしまったときに、その赤字分に相当する税金を返してあげましょうというそんなありがたい制度なのです。
国の財政もこんなに逼迫していて前に払った税金返せるほど、財源があるのかと思われる皆様もいらっしゃると思います。もちろん、国計(家計になぞらえて)は火の車おそらく支払は行なわれるものの足を引っ張っていくことになるのは明らかでしょう。しかし、そんな悠長なことは言っておられません。
案の定、昨日某顧客企業の申告に向かうと、通常の還付金(中間納付等で払いすぎ)は早い時期に振り込まれるものの繰戻還付には少々時間がかかるとのこと。ハイブリッド車の助成金にしてもプリウスは今からだと5ヶ月以上の待ちが当たり前ですから、助成金が満杯になるのも目に見え予算消化時点で打ち切りになるそうです。先日のニュースでは、7月15日以降の契約車は、助成金申請期限には間に合わないとのこと。だから国が一民間企業に増産しろというのもどうかと思いますが。
しかしながら還付制度は国税ですから打ち切りはないでしょうが、今年度限りの時限立法になることは予想しやすいのではないでしょうか。
アルコール摂取による失敗と失敗で済まされない大麻・ドラッグ・覚せい剤
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2009-08-19T01:01:56Z
2009-08-19T01:06:18Z
最近は、芸能人などだけではなく簡単に学生などでも手を出しているみたいですね。メ...
kobashikawa
最近は、芸能人などだけではなく簡単に学生などでも手を出しているみたいですね。メディアを追っていると目にしない日がないほど、違法薬物使用による逮捕劇が続いています。
過去の歴史に遡ってみてもアヘン戦争など薬物に端を発したものは数知れず、現在でも北朝鮮・コロンビア・メキシコなど比較的産業が乏しい地域での生産が多い。また、ドラッグでハ、ペルー・ボリビア・ジャマイカ等があります。一度などは、旅行でジャマイカに出かけたとき空港からホテルまでバス車中、その運転手が私に薬物を売ってきたこともあります(最初は何か分からず気味悪くて買いませんでしたが)。
やはり何らかの形で、外貨を獲得しないと貧しい国々はやっていけないということでしょうか。
しかし現代日本はそんな言い訳は許されません。それも貧しいからではなく単なる好奇心でやるわけですから。
なんでこれだけ蔓延するのでしょう?自分は酒にはからきし弱いので失敗はせず頭痛がするか眠くなる程度ですし、また興味本位で悪いといわれているものにも手は出せません。
一番恐いのは身体や精神状態に害を与えることじゃないでしょうか。誰でもすぐ近くで身体を蝕んでいくものが簡単に買えてしまうこんな状況は早く改善されるべきでしょう。一部の国では合法化されているところもありますが。それはきちんと秩序が守られているからよいのかもしれませんが。