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東芝社員うつ病過重業務が原因

東京地裁、療養給付命令


 東芝の深谷工場で働いていた女性が、過重な業務でうつ病を発症したとして、療養給付などの支給を求めた訴訟で、東京地裁(渡辺弘裁判長)は18日、女性の請求を認め、熊谷労働基準監督署の不支給処分を取り消した。
 訴えていたのは埼玉県深谷市に住む重光由美さん(43)。判決などによると、重光さんは同社が00年に立ち上げた液晶ディスプレーの生産プロジェクトの一工程で、リーダーを務めていた。01年4月ごろにうつ病を発症した後、休業。04年に解雇された。06年1月に療養給付などの不支給処分を受けた。
 判決は、重光さんの心理的な負荷について、「新しい業務で厳しいスケジュールが課された中、多くのトラブルが起きたり、上司から厳しい叱責を受けたりした」と認定。「それぞれが重層的に関連して、精神障害を発症するほどに過重だった」として、業務起因性を認めた。
 重光さんの解雇をめぐっては、同地裁が昨年4月、解雇を無効とする判決を言い渡し、会社側が控訴中。
(朝日新聞 -労働問題-)

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